バイトの労働条件

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海音寺潮五郎 「平将門」全3冊 の読書感想。

海音寺潮五郎 「平将門」全3冊 新潮文庫各巻六百ページ余で全3冊、総計18百ページ超。一般的な3百ページの文庫なら、全6巻となる大長編だ。そうだね、ここ数年で読んだ歴史小説で、本書は最高だった。平将門といえば平安中期、関東で反乱を起こし、自ら新皇と名乗った無茶な人。いよいよこれからという時に流れ矢に当たって討ち死。死後怨霊となって恐れられた。その程度の知識しかなかった。本書の何が、そんなに面白いのか...

海音寺潮五郎 「日、西山に傾く」 の読書感想。

海音寺潮五郎 「日、西山に傾く」 東京美術昭和47年初版の歴史随筆集、単行本。「海音寺潮五郎短篇総集」全8巻が講談社文庫より出ているが、本書は短篇小説で無く、随筆集なので貴重。ネットならたまに見かけるので、安く出ているなら、買って損は無い逸品。海音寺は1977年(昭和52年)、77歳で死去したが、本書は1972年(昭和47年)にあとがきが記されているので、まさに晩年、人生を振り返りつつ幼少期から最近までの思い起こ...

海音寺潮五郎  「筑紫おとめ」  の読書感想。

海音寺潮五郎  「筑紫おとめ」  六興出版出版界の苦境はますます酷く、私は古本派なので申し訳ない気持ちで一杯なのですが、数十年前の本の方が面白い本が多く、敢えて昔の本が読みたくて古本巡りをしてしまう。この理由は、バブル期前後の出版物は企画許容度が深く、採算度外視の著作が多いためと感じる。万人が読みたい作品より、私が読みたい作品を探すのだが、一部の変わり者向けの著作になるほど売れ行きは減ってしまう。...

海音寺潮五郎  「史談と史論」上下  の読書感想。

  海音寺潮五郎  「史談と史論」上下  講談社文庫 いやぁ、読み応えたっぷりの上下八百ページ余。潮五郎さんの歴史根拠を前面に押し立てた、見事な歴史談義と歴史論議。こういう史談史論を微笑ましく読ませる現役作家が、いま活躍してるんだろうか?父が読んでいた「武将列伝」を小学生の頃背伸び読みして以来、今も年一冊のペースで潮五郎を読んでいる。あんなに燃えた司馬遼太郎は今読まないのに、潮五郎は今も読む。この...

海音寺潮五郎 「新太閤記」(全4巻) の読書感想。

    海音寺潮五郎 「新太閤記」(全4巻)  文春文庫たまには骨のある歴史長編でも読みたいなと思い、手に取ってみたら、約一ヵ月も読破に時間が掛かってしまった。でも面白かったんですよ、時間は掛かったけど。海音寺作品は今でも時折文春文庫からリニューアル復刊されており、それだけ読み易く、面白く、かつ骨のある本格派歴史エンターテインメントだ。海音寺より更に好きな南條範夫作品がリニューアル復刊されないのは...

海音寺潮五郎  『蒙古来たる』(上下)  の読書感想。

海音寺潮五郎  『蒙古来たる』(上下)  文春文庫鎌倉時代の元寇を基本とした伝奇小説。北条時宗もしっかり活躍するのだが、基本は聞いた事もない(架空?の)人物が大暗躍。それでいて元寇の流れはしっかり掴めるから、大法螺奇想天外ストーリーでもない。されば面白かったか、と問われれば難しい質問。文春版では分厚い上下二巻、古本の角川版では薄い本で全四巻。海音寺の大長編を読みきったぁ、という海音寺ファンとしては...

海音寺潮五郎  『おどんな日本一』  の読書感想。

海音寺潮五郎  『おどんな日本一』  新潮文庫タイ捨流って、ご存知ですか?剣豪小説を読んでると、示現流のからみでよく出てきます。本書では、その「タイ捨流」流祖、と云っても限りなく流祖だけで消えてしまったんですが、丸目蔵人が主人公です。宮本武蔵や柳生十兵衛といった花型剣士もいいけど、こいった実力はあったのに運に恵まれずに消えかかっている人物伝を読むのが大好きです。また、こういった埋もれた人物を面白く...

海音寺潮五郎  『加藤清正』(上・下) の読書感想。

海音寺潮五郎  『加藤清正』(上・下) 文春文庫豊臣秀吉に十五歳で仕え、没するまでを描いた歴史長編。久々の海音寺作品なんでしたが、なかなかスイスイと快読できました。海音寺得意の史伝というよりは歴史小説といった趣きで、晦渋な箇所も無かった。  加藤清正と云えば、賎ヶ嶽や虎退治、最期は肥後で熊本城、といった辺りですが、こうやって読んでみると知らないことも多かった。  作品では朝鮮出兵でのエピソードと肥...

海音寺潮五郎 「柳沢騒動」 の読書感想。

海音寺潮五郎 「柳沢騒動」 時代小説文庫やっぱり海音寺潮五郎は面白い!と、堂々お薦めできる作品。牧野備後守、犬公方綱吉、柳沢出羽守と中心に述べられる人物は移り行くが、全編に絡んでくるのが水戸のご老公(光圀)。著者も「あとがき」で述べているように、「水戸黄門」とした方が良かったかな?この手の作品には、あと忠臣蔵が大きく絡んでくるのだが、本作品ではそこまでは至らず終わる。ほんに元禄は話のネタに事欠かな...

海音寺潮五郎×司馬遼太郎 「日本歴史を点検する」 の読書感想。

海音寺潮五郎×司馬遼太郎 「日本歴史を点検する」  講談社文庫博覧強記の2大作家の対談集。190項の薄い本だが、内容は高度で読了まで1週間ほど懸かった。いつも言ってますが、物知りの人の書く本は面白く、その物知り2人の話は更に面白い・・・続きは、うちの本体HPへ飛んでクダサイませ。 ↓http://www16.tok2.com/home/randokudt/doku2/doku32.htmlFC2 Blog Ranking 人気blogランキングへ ...

海音寺潮五郎 「茶道太閤記」 の読書感想。

海音寺潮五郎 「茶道太閤記」 文春文庫私の三大作家のひとり、潮五郎です。現在も表千家・裏千家というかたちで、現代に存続している千家初代の利休と太閤秀吉の確執を、女達の(政所ねね派と淀君派)戦いを絡めてストーリーは進む・・・続きは、うちの本体HPへ飛んでクダサイませ。 ⇒ コチラ。FC2 Blog Ranking 人気blogランキングへ ↑もし良かったら、ポチして下さると嬉しいです。...
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