バイトの労働条件

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宮部みゆき 「レベル7」 の読書感想。

宮部みゆき 「レベル7」 新潮文庫ややこしい大長編です。書籍は大売れ、映像化もされ大成功ですが、なにゆえ成功したのか解らない。大きく2つの流れがある。脇筋から真相を探ってゆくのが女主人公ですが、この脇筋があるせいで本筋がかすんでいるし、話が、ややこしくなって仕方ない。刑事が犯人を追うのなら、二筋あっても一本に収斂する不自然さはないが、電話センターの世話焼きおばちゃんが、ここまで探偵ごっこする流れに...

宮部みゆき 「パーフェクト・ブルー」 の読書感想。

宮部みゆき 「パーフェクト・ブルー」 創元推理文庫著者の最初に出版された長編デビュー作。宮部みゆきの本を、5年前まではほとんど購入して未読本として格納してあり、最初から読もうと思って、本書から手をつけた。しかし、どうせなら名作と言われているものを読むべきだった。デビュー作と斟酌すれば技量は高いが、様々なミステリを読んでいる中の一冊としては全然駄目だった。これに懲りず、買い溜めた宮部本を読み進めては...

宮部みゆき  「東京下町殺人暮色」  の読書感想。

宮部みゆき  「東京下町殺人暮色」  光文社文庫この本も数年前に読んだのに感想書かず、書こうと思ったら内容丸忘れ。今回再読したが、中盤まで全然思い出せなかった。主人公の中学生が、両親が離婚して父親に引き取られている。母親は医者と再婚していて、父は平刑事なのに家政婦を雇うという不思議な設定。思春期の男子が、両親離婚・母再婚・家政婦が家に居る、という設定なら屈折した少年になってこそリアリティが出て面白...

宮部みゆき  「スナーク狩り」  の読書感想。

宮部みゆき  「スナーク狩り」  光文社文庫久々に宮部を読んだが、これは面白かった。ラストは目が離せなくなり、晩ご飯を食べながら読了。宮部作品の多くは受賞したり大ベストセラーになったりして、題名だけなら多くの人が知っている作品が多い。しかしこの作品はどうだろう?宮部作品に関心が薄い人はもちろん、漠然と読書を楽しんでいる多くの人が知らないのではないだろうか。そしてそれはナゼか?有名だとやっぱり秀作で...

宮部みゆき  『かまいたち』  の読書感想。

宮部みゆき  『かまいたち』  新潮文庫初期の時代物作品集。表題作「かまいたち」のほか、「師走の客」、霊験お初の基礎となる「迷い鳩」「騒ぐ刀」の全四篇。最初「かまいたち」から読み初めて、これは途中で放棄しちゃおうか、と思ったほどつたない内容で、読者の皆様もこの「かまいたち」は我慢して読むか読み飛ばしてでも後続の作品はお読みするコトをお奨めします。本書全体が最初期の作品を中心に集めているだけに、江戸...

宮部みゆき  『淋しい狩人』  の読書感想。

宮部みゆき  『淋しい狩人』  新潮文庫古本屋の雇われ店主と、その孫が探偵役となって、下町に起きる事件を解決する。古本屋を廻る人々と古本を小道具に使った、古本好きには実に面白い一冊。  舞台は東京下町、荒川土手下にある小さな古本屋なんだが、この店はモデル店があるそうだ。荒川といっても北から南に流れてかなり広い範囲だが、これは下流の方だろう。私はこの上流は荒川・足立・葛飾・墨田区。下流は江東・江戸川...

宮部みゆき  『蒲生邸事件』  の読書感想。

宮部みゆき  『蒲生邸事件』  文春文庫678ページに及ぶ長編パラレルワールド・ミステリー。日本SF大賞受賞。私の宮部読書は8冊目となるんですが、相当苦痛な一冊だった。まず、長い。内容的にも半分に集約できそうなシロモノ。そしてミステリとしては致命的な、ハラハラ・ドキドキ感が微量。前半の浪人生が火事に合って時空を飛んで、二・二六事件真っ只中の蒲生邸でアタフタするあたりまでは読ませるんだが、蒲生大将が...

宮部みゆき  『我らが隣人の犯罪』 の読書感想。

宮部みゆき  『我らが隣人の犯罪』  文春文庫宮部さんの初期短篇集。六十ページを超える表題作のほか、人工授精を絡めた「この子誰の子」、小学生の卒業作品が一波乱を起こす「サボテンの花」、そのほか「祝・殺人」「気分は自殺志願」など、普通とは少し変わった視点をもった推理モノが続く。折角最近ファンになった宮部読者なんだから、できるだけ発行年度に沿った順番で読んでいきたいと思ってるんですが、初期からこんなレ...

宮部みゆき 「本所深川ふしぎ草紙」 の読書感想。

宮部みゆき 「本所深川ふしぎ草紙」 新潮文庫本年6冊目の宮部みゆき。今年はこの人に出会えた年でもあり、未読の作家に挑戦する事は大切な事と知った。宮部さんは時代小説にも関心があり、本書は本所深川の七不思議を採り上げた連作集。私も本所深川では無いにしろ、この近くに住んでいた時期があって、やっぱりこの連作集にもその土地がちゃっかり出てきて、にんまり。隊長はあんまり好きじゃなかったそうだけど、私は京都の下...

宮部みゆき 「火車」 の読書感想。

宮部みゆき  「火車」  新潮文庫にわか宮部ファンの私、宮部本第5冊目にして、代表作の一冊を読んで見ました。山本周五郎賞、受賞作品。584項の長編。  今夏は東北ひとり旅に行ってきまして、各駅電車で仙台・福島・米沢・坂町・新潟と彷徨ってました。こういう事を1度やってみたかったので、大満足の旅でした。学生時代の夏季休みはひたすら肉体労働で日銭を稼いでましたから、独り旅はしたこと無かったんです。  今...

宮部みゆき 「平成お徒歩日記」 の読書感想。

宮部みゆき  「平成お徒歩日記」  新潮文庫関東の方は御存知のTV番組「ぶらり途中下車の旅」(日テレ)に歴史エッセンスを振りかけて、まるでメルマガみたいなラフなノリで出来上がったのが本書。超オススメ!先月読んだ・・・続きは、うちの本体HPへ飛んでクダサイませ。 ↓ http://www16.tok2.com/home/randokudt/doku2/doku34.htmlFC2 Blog Ranking 人気blogランキングへ ...

宮部みゆき 「返事はいらない」 の読書感想。

宮部みゆき 「返事はいらない」  新潮文庫大感激で読み始めた宮部チクルス(全巻読破目標)ですが、宮部本3冊目にして駄作に遭遇。と言っても、初期の短編集なのでしょうがないかな。宮部みゆきとしては駄作なのであって、これが先入観の無い作家だったら、そこそこ楽しんで読んだと思う。  本との出会いとは不思議なもので、この本が最初の宮部本だったらと思うとゾッとする。これは音楽にも言えることで、初体験如何で人の...

宮部みゆき 「魔術はささやく」 の読書感想。

宮部みゆき 「魔術はささやく」  新潮文庫早くも宮部本第2冊目です。本書は第二回日本推理サスペンス大賞(89年)受賞作品。続きは、うちの本体HPへ飛んでクダサイませ。 ⇒ コチラ。FC2 Blog Ranking 人気blogランキングへ ↑もし良かったら、ポチして下さると嬉しいです。...

宮部みゆき 「幻色江戸ごよみ」 の読書感想。

宮部みゆき 「幻色江戸ごよみ」  新潮文庫クラシックと同じで、読書も嗜好性が偏ってます。高校時代はSFと純文学と歴史ものを均等に読むように自ら課していたんですが、大学時代は音楽書ばっかり読んでいた。作曲理論とか対位法から音楽家の史伝ものまで、ほとんどが音楽書でした。  社会人になってからは、歴史ものオンリーの黄金時代。しかし最近ようやく目覚めてきまして、歴史もの以外もぽつぽつ買い出しています。  ...
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