バイトの労働条件

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遠藤周作  「海と毒薬」  の読書感想。

遠藤周作  「海と毒薬」  新潮文庫前半、主人公と思われる「私」の通院の話で始まる。時代は戦後であり、「私」の病状は比較的軽い。生体実験の反戦小説と聞いていただけに、何か変だなと思った頃、真の主人公が現れる。「私」の主治医、町医者の冴えない医者の過去に、話は遡ってゆく・・・。中学生の頃だったか、森村誠一「悪魔の飽食」に酷く感銘を受けた。感銘を受けたというより、トラウマになったと言うほどショックだっ...

遠藤周作  「沈黙」  の読書感想。

遠藤周作  「沈黙」  新潮文庫遠藤周作の代表作。むかし母が随分熱心にこの本の感想を語っていたのを思い出す。まだ元気に生きているけど。島原の乱後の江戸初期、潜入ポルトガル司祭の日本突撃レポ。隠れキリシタンのため、布教のため、イエスキリストのため、司祭はキリストを待ち望む人々のために日本にやって来る。しかしそこで待ちうけるものは、変容し始めたキリスト教、親切に近づいてきたのに実は密告してしまう信者、...

遠藤周作  『ピアノ協奏曲二十一番』  の読書感想。

遠藤周作  『ピアノ協奏曲二十一番』  文春文庫クラシックに絡められそうな題名の本は、大方読むことにしている。本書もおそらくクラシックに関する小説ではないのだろうな、と予想しつつこの題名なら読まずばなるまい、と読んでみた。思ったとおり、モーツァルトの評伝とかではなかった。遠藤周作を読むのは学生以来じゃないか、と思うくらい久々に手にとってみたが、このまま書店から薄れていくには勿体無い作家だと思う。遠...
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