バイトの労働条件

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柏倉康夫  「ノーベル文学賞」  の読書感想。

柏倉康夫  「ノーベル文学賞」   丸善ライブラリー丸善ライブラリーという新書シリーズがある。この弱小新書は無名で、取り揃えている書店も数少ないが、アマゾン等では購入可能なので、是非注目して下さい。このメルマガでも、過去採り上げた渡邊學而著「大作曲家の知られざる横顔」が丸善ライブラリーであり、かつ良書だったので、きっと編集部門が優秀なのでしょう。さて本書は東大卒NHK勤務でパリなどの欧州中心に廻っ...

隆慶一郎  「柳生刺客状」  の読書感想。

隆慶一郎  「柳生刺客状」   講談社文庫「柳生刺客状」「張りの吉原」「狼の目」「銚子湊慕情」「死出の雪」からなる全5編190ページの短篇集。うち「銚子湊慕情」は執筆中の死去により遺作となっており、スケールのでかい話になりそうな予感がするも、冒頭30ページで筆折れているのが無念。全編面白く、バラエティに富んだ作品集。表題作「柳生刺客状」は家康の暗殺と影武者を知った柳生宗矩を中心に、柳生兵介(柳生石...

岡田暁生  「オペラの運命」  の読書感想。

岡田暁生  「オペラの運命」   中公新書オペラそのものについても十分語っているが、劇場や歌劇場の空間や変遷についても力点を置いて語っているのが特徴。バロック・オペラから始まり、モーツァルト(オペラ・ブッファ)、グランド・オペラ、国民オペラ、ワーグナーと、大きくポイントを絞って変遷を語っている。冒頭のバロック・オペラは王侯諸侯の贅沢趣味の一環だった背景が語られてゆくが、このあたりは学者風、小難しく...

小池真理子  「墓地を見おろす家」  の読書感想。

小池真理子  「墓地を見おろす家」   角川ホラー文庫夏はやっぱりホラーでしょ、と思いたって読んでみた。都心から20分ばかりの街であり、立派な新築マンション2LDKが、なんと3500万円。このクラスの物件なら、今でも倍前後は確かにするでしょう。ナゼ、半値なのか?駅から7分ほど歩けばこの新築マンションがあるのですが、そのマンションを取り囲むように寺、火葬場、そして墓地。私も半値だったら気にしませんが...

梨木香歩  「西の魔女が死んだ」  の読書感想。

梨木香歩  「西の魔女が死んだ」   新潮文庫もっと早くに読んでおけばよかった。「赤毛のアン」が好きな人なら、この小説世界もきっと好きになれる。新しいクラスに馴染めなかった少女は、登校拒否を宣言。それまでのしっかりした態度と成績から、母親もあれこれほじくらず、祖母のいる田舎へ少女を預ける。祖母と云うのが英国人で、そのむかし英語教師として来日、日本人の祖父と結婚、少女の母が産まれ、母は普通の日本人男...

佐木隆三  「殺人百科」  の読書感想。

佐木隆三  「殺人百科」   文春文庫本を読むのが趣味ですが、本を買うのが趣味といった方が勝っている。必死に読んでいるんですが、本を物色して買うのが大好き。未読本は千冊を越えてそうだから、さすがに困ってきた。そんなわけで、買ったばかりの本は最後尾に回して、昔に買った本から読みかかる。だけど、今買ったばかりの本こそ、今読みたいんだよね。読みたいからこそ、買ったわけでもあるし・・・。今回の「殺人百科」...
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