バイトの労働条件

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北尾トロ  「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」  の読書感想。

  北尾トロ  「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」  文春文庫今頃この本読んでるの?と思うことなかれ。ブックオフのどの店でも見かける、めちゃくちゃ売れてる本書。買ったのは数年前なのですが、我が家のストック本が多すぎて、本書を読む番がようやく廻ってきた。北尾さんは十年ほど昔、彼が主催したブックカフェで本人を見ました。うわぁー、本人だぁ。話したいけど、話しかけられない!!メルマガ初心者だった頃、北尾...

紀田順一郎  「名前の日本史」  の読書感想。

  紀田順一郎  「名前の日本史」   文春新書「名字」の解説本なら数多くあるが、「名前」の変遷に視点を据えた解説本は珍しい。古くは木簡などに書かれた古代の姓名から始まり、平安期から本格的な各論、女性の名前、明治以降の名前の激変と、新書と云う180ページ足らずの中にコンパクトに述べられている。超本格的に数百ページに亘って解説されてはキツイが、興味あるセンテンスばかりが180ページならスイスイ読める。冒頭...

南條範夫  「おれは半次郎」  の読書感想。

  南條範夫  「おれは半次郎」   徳間文庫幕末の時代小説。「半次郎」って聞いて、それが誰だか即座に解かった人は、なかなかの幕末通。中村半次郎、改名後は桐野利秋。人斬り半次郎、人斬り半次郎明治新政府最初の陸軍少将、西郷隆盛の側近中の側近。薩摩で半農半士、貧しい郷士(石高5石)として燻っていた若き青春時代から物語はスタート。もしかしたら、当初は全3巻くらいの構想でスタートしたのでは?と思われるゆっ...

新津きよみ  「彼女たちの事情」  の読書感想。

  新津きよみ  「彼女たちの事情」   光文社文庫ミステリー&ホラーの短篇17篇。70点くらいの作品がほとんどながら、どれも短いのですいすい読めます。また中には後々までゾっと心に引っかかる後味の悪い作品も混じっており、そういう意味ではホラーです。その中で驚いたのがある作品のワンシーン。昔良く知っていた場所がドンピシャで出てきたんです。たくさんの小説を読んできましたが、こうまで情景描写がハッキリ思い出...

椎名軽穂  「君に届け」 第9巻  の読書感想。

  椎名軽穂  「君に届け」 第9巻  集英社マーガレットコミックス(※2009.9.21に発行したメルマガです。)出るぞ出るぞと言われて早一年、やっと出ました第9巻。著者の妊娠出産休暇という御目出度い慶事もあったのですが、物語は佳境を迎えていただけにヤキモキした一年でした。でも、多分もう大丈夫。別冊マーガレット09年10月号より通常連載も復活され、これからは毎月、爽子と風早君の進展が読めるわけです。いやぁ、...

東直己  「フリージア」  の読書感想。

  東直己  「フリージア」   ハルキ文庫面白くてならない。今年最大の収穫物、これを読んで来なかった人生を後悔!去年の春、同著「残光」を読んで、いたく感動した。ところがこの「残光」、続編ものだった。続編とは言え独立した話になっており、どうにか「残光」だけでもストーリーは把握でき、十二分に堪能できるのだが、それだけに余計前作の内容が気になった。前作と云うのが本書「フリージア」。一から十まで至れり尽...

隆慶一郎  「吉原御免状」  の読書感想。

  隆慶一郎  「吉原御免状」   新潮文庫後水尾帝のご落胤であり、徳川の陰謀のため都落ちした幼児は、宮本武蔵の手で育てられる(と云う設定)。成長した幼児松永誠一郎は、徳川家康より下された吉原御免状を守るため、吉原を襲う裏柳生と死闘を繰り広げてゆく。この御免状には徳川家が震撼する秘密が書き込まれており、それを取り返そうと柳生家・裏柳生相入り乱れて花街・吉原に襲い掛かる。週刊新潮で好評連載された後、...
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