バイトの労働条件

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岩根圀和  「物語スペインの歴史」  の読書感想。

岩根圀和  「物語スペインの歴史」  中公新書中公新書の「物語 ○○の歴史」も、これで6冊目。アメリカ、中東、ドイツ、アイルランド、韓国ときて、今回の「スペイン」。正直、わたし、スペインには全く興味が無かったんです。クラシックが好きなんですが、スペインの作曲家、アランフェス協奏曲のロドリーゴもさして聴かないし、グラナドスやスカルラッティやトゥリーナやファリャも言うほど聴いてない。歌手、プラシド・ドミ...

ラズウェル細木  「酒のほそ道」  の読書感想。

      ラズウェル細木  「酒のほそ道」  日本文芸社みなさん、酒は好きですか?私は酒は少々ながら、居酒屋の肴が大好き。チェーン店でなく、駅前で古くからやってる一品3~4百円の居酒屋がいい。本書のメインはやっぱり酒の旨さなんですが、日本酒や焼酎の銘柄や蔵元探訪に走るでなく、酒とともに味わう季節の料理を主眼としている。気安い喫茶店などで見かける「週刊漫画ゴラク」に連載中でして、「ザ・シェフ」や「...

池波正太郎  「鬼平犯科帳」10  の読書感想。

池波正太郎  「鬼平犯科帳」10  文春文庫「鬼平9」を読んだのが2007年4月ぶりだから、3年半ぶりに鬼平に帰ってきたことになる。私はムラっ気があるのか、突然嫌んなることがある。鬼平は実に面白い小説なのだが、じっくり読み続けることに厭いてしまった。厭きながら読むのは勿体無さすぎる本書、ならばいっそ読みたくなる日まで放っとこう。そうこうしてたら、3年半も経ってたんですね。虚心坦懐、突然読みたくなって、読...

山田真哉 「禁じられた数字」(上下) の読書感想。

  山田真哉  「禁じられた数字」(上下)  光文社新書  上巻「食い逃げされてもバイトは雇うな」  下巻「『食い逃げされてもバイトは雇うな』なんて大間違い」「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」がミリオンセラーになった、会計士山田真哉の2007・2008年の作品。前作のように人目を引く大仰な題名が微笑ましい。最近の新書はこういった「!??」と思わせぶりな書名が多い。昔より読みやすく、しかも結構面白い。ライト...

檜山良昭  「大逆転!太平洋大海戦」全3巻  の読書感想。

    檜山良昭  「大逆転!太平洋大海戦」全3巻  光文社 カッパ・ノベルス実戦では、空母や航空機中心となってしまった太平洋戦争。それを、艦隊同士の闘いであったとするには、どのような設定が必要か。本書冒頭では、思わぬ事件から始まり、歴史を大きく狂わすイフが用意される。太平洋戦争の海戦が、航空戦や空母中心で進められたのは、開戦劈頭、真珠湾攻撃であまりにも鮮やかに湾内停泊艦隊への空襲奇襲が決まったか...

東野圭吾  「白夜行」  の読書感想。

東野圭吾  「白夜行」  集英社文庫ミステリなら大長編でもサクサク読めるナと思い、手にしたのが本書。東野ミステリの金字塔、文庫版にして854ページ。お風呂で読むのが好きなんですが、文庫本が重すぎて手がくたびれた。そんなことはどうでもいい、本書は評判どおり面白かった!世間で大絶賛を受けたほどは、のめり込めなかったけど。全13章からなる短篇を、連作短編集として再構成したそうですが、たしかに一章一章で独...

トランボ  「ジョニーは戦場へ行った」  の読書感想。

トランボ  「ジョニーは戦場へ行った」  角川文庫私は歴史物が好きで、吉川英治の「三国志」や「新平家物語」から始まって、司馬遼太郎にどっぷり学生時代ハマりました。だからこの読書感想で司馬遼太郎が出てこないんです。世界史より日本史が好きでして、戦国期、江戸期、幕末、明治大正期と関心事は変転し、最近は第二次世界大戦(WW2)周辺に関心が集中している。8月といえば、お盆。お盆と言えば、終戦。日本の8月は...

湊かなえ  「告白」  の読書感想。

湊かなえ  「告白」  双葉文庫多くのレビューで語られてるように、確かに、このミステリは面白い。全6章あるうちの第1章「聖職者」。女教師によるホームルームでの生徒達を前にしての犯人告発。そして犯人への驚くような制裁の告白。冒頭で牛乳を全員が飲むシーンが効いています。この第1章だけで、十二分に本書は完成されている。しかしこれほど面白い第1章を提示されて、あと5章も残っているのなら、読まずにいられない...

中嶋繁雄  「名君・暗君 江戸のお殿様」  の読書感想。

中嶋繁雄  「名君・暗君 江戸のお殿様」  平凡社新書 中嶋繁雄の本が好きで、見かけたら買うようにしてる。この読書感想を始める前にいろいろ読み終わってるんで、「日本の名門100家」(正続)など凄くツボに嵌った着眼点でした。日本史の見方として現代人が忘れがちなのは、「お家」そのもの。どうしても坂本竜馬とか徳川家康といったように、人物個人で現代人は考察してしまいますが、これは現代人の個々人の尊重を重く見す...
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