バイトの労働条件

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柘植久慶  「日本の合戦 こうすれば勝てた 」  の読書感想。

柘植久慶  「日本の合戦 こうすれば勝てた 」  中公文庫日本の有名な合戦10を採り上げ、どうすれば勝敗が逆転したかを考察する。有名合戦10は以下のとおり。一ノ谷の合戦湊川の合戦長篠の合戦山崎の合戦小牧・長久手の合戦関ヶ原の合戦大阪冬の陣・夏の陣島原の乱鳥羽・伏見の戦闘熊本城・田原坂の戦闘非常に論理的な三段論法で各合戦について考察してゆく。まず合戦の経緯と結果、敗者側の事情や敗因、最後に勝つためにはど...

吉田俊雄  「造艦テクノロジーの戦い」  の読書感想。

吉田俊雄  「造艦テクノロジーの戦い」  光人社NF文庫副題「科学技術の頂点に立った連合艦隊軍艦物語」副題にもあるように、造艦テクノロジーを意識して軍艦19艦の物語を書いているが、あくまで艦歴や戦歴を中心に書かれている。いっそそれなら、軍艦物語(戦艦編)とか(空母編)とかにまとめた方が分かりやすいのだが、戦艦から潜水艦まで一冊内でバリエィションを広げたほうが物語としては起伏に富んで良い。(戦艦編)と...

佐木隆三  「殺人百科」3  の読書感想。

佐木隆三  「殺人百科」3  文春文庫終戦直後から七十年代までの代表的な殺人事件6編が収められている。有名な小平事件の全容が描かれているほか、私は知らなかった歯医者による誘拐事件などが取り上げられている。この歯医者誘拐事件は、私の懐かしい場所が次々と出ていて、実際この近辺の別の歯医者に通っていたこともあり、非常に驚いた。もっと、通院していた時と時代は数十年も違うけど。佐木隆三。この人の本を、一冊で...

遠藤周作  「海と毒薬」  の読書感想。

遠藤周作  「海と毒薬」  新潮文庫前半、主人公と思われる「私」の通院の話で始まる。時代は戦後であり、「私」の病状は比較的軽い。生体実験の反戦小説と聞いていただけに、何か変だなと思った頃、真の主人公が現れる。「私」の主治医、町医者の冴えない医者の過去に、話は遡ってゆく・・・。中学生の頃だったか、森村誠一「悪魔の飽食」に酷く感銘を受けた。感銘を受けたというより、トラウマになったと言うほどショックだっ...

杉本章子  「写楽まぼろし」  の読書感想。

杉本章子  「写楽まぼろし」  文春文庫田沼意次から松平定信にかけての江戸期。地本問屋(出版社)として新商法の限りを尽くして、当時席巻した蔦屋重三郎が本編の主人公。当時の人気俳優中村仲蔵の援助を得て、絵草子屋を吉原大門の前で開いた先見の明。開業したはいいけど、普通の絵草子だけ売ってても酔客や遊び人が店を冷やかすだけ。蔦屋が目論んでいたのは、ここで吉原細見、今で言う遊女の情報雑誌を売れば当たるという...

小川洋子  「刺繍する少女」  の読書感想。

小川洋子  「刺繍する少女」  角川文庫二~三十ページの十篇からなる短編集。「刺繍する少女」「森の奥で燃えるもの」「美少女コンテスト」「ケーキのかけら」「図鑑」「アリア」「キリンの解剖」「ハウス・クリーニングの世界」「トランジット」「第三火曜日の発作」十篇のタイトルをご覧頂いて、興味を持った人は脈あり。独特の雰囲気と世界を持った、ひんやりした世界が待ってます。読みやすく、あっという間に読めてしまう...

黒川博行  「二度のお別れ」  の読書感想。

黒川博行  「二度のお別れ」  創元推理文庫著者の処女作にして、1983年に始まったサントリーミステリー大賞第1回の佳作品。たしかに「大賞」に値するとまでは言えないが、この時の「大賞」鷹羽十九哉著「虹へ、アヴァンチュール」や、「読者賞」麗羅著「桜子は帰ってきたか」なんて、今も読み継がれているとは思えない。ある意味、興味を持ったので、古本屋で見つけたら狂喜して買ってしまうだろうが。本書が大賞になれなかっ...

高島俊男  「お言葉ですが・・・2」  の読書感想。

高島俊男  「お言葉ですが・・・2」  文春文庫著者の本を読むのは3冊目。「本が好き、悪口言うのはもっと好き」「お言葉ですが・・・」を読んで、本書が3冊目。週刊文春に連載されてる、「毒舌系」言葉コラム。前作や前々作では、攻撃がキツすぎて、ちょっと引いちゃうまでの感があったのだけど、本書は「週刊文春」で連載し続けていることだけあって、かなりマイルドな言い回しに変わってきている。現在、週刊誌と言えば、...
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