バイトの労働条件

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歌野晶午  「葉桜の季節に君を想うということ」  の読書感想。

歌野晶午  「葉桜の季節に君を想うということ」  文春文庫大抵の古本屋に置かれており、当時売れたもよう。アマゾンのレビューも222件(2011年6月調べ)と盛況だ。ただし評価は1から5まで幅広く、「圧倒的支持」とか「誰もが認める」という評価は得ていない。均等に評価が分散した結果に、うむうむ、と私も大いに納得した。まず、この作品を語る時は、「ネタばれ」という文言を見つけたら絶対見ないこと。そこそこ思わせるよ...

東直己  「古傷」  の読書感想。

東直己  「古傷」  光文社文庫2004年11月初版。表紙には「文庫書下ろし長編ハードボイルド」とありますが、分量は212ページと長編とは言い難いし、何と言っても全くハードボイルドでない!法間と書いてノリマと読む探偵が主人公。法間はホウカンとも読むように、この探偵、幇間よろしく追従やおべんちゃら満載の。人を見るとむずむずとおべんちゃらが言いたくなる性質のようで、文の3分の1くらいは法間のおべんちゃら。アン...

海音寺潮五郎  「史談と史論」上下  の読書感想。

  海音寺潮五郎  「史談と史論」上下  講談社文庫 いやぁ、読み応えたっぷりの上下八百ページ余。潮五郎さんの歴史根拠を前面に押し立てた、見事な歴史談義と歴史論議。こういう史談史論を微笑ましく読ませる現役作家が、いま活躍してるんだろうか?父が読んでいた「武将列伝」を小学生の頃背伸び読みして以来、今も年一冊のペースで潮五郎を読んでいる。あんなに燃えた司馬遼太郎は今読まないのに、潮五郎は今も読む。この...

副田護  「太平洋戦争49の謎」  の読書感想。

副田護  「太平洋戦争49の謎」  廣済堂ブックス平成4年初版の新書サイズ。著者副田護は今、架空戦記モノを書いており、この本を読むと彼の歴史認識が深いものだと分かる。太平洋戦争における49の謎を解くことで、戦史も辿っていこうという趣向。よく出来ている。例えば、戦艦大和・武蔵。大活躍する機会も無く、沖縄特攻させられた大和。護衛航空機が無くなった終末皇軍に、大和の使い道は無くなっていたとよく読むが、それな...
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