バイトの労働条件

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杉本章子  「爆弾可楽」  の読書感想。

杉本章子  「爆弾可楽」  文春文庫これは面白い。表題作「爆弾可楽」と「ふらふら遊三」からなる中篇二編。可楽や遊三でピンと来るでしょ?歌舞伎じゃないよ、落語だよ。幕末に実在した、破天荒な人生を送った二人の落語家が主人公。あらすじ=ネタバレなんで、どう紹介しようかと悩ましいが、落語が好きな人は是非、捜して読んで欲しい。「爆弾可楽」は貧乏旗本のあぶれもの。剣術なり学問に秀でなければ、養子においそれとな...

チャンドラー  「長いお別れ」  の読書感想。

チャンドラー  「長いお別れ」  ハヤカワ文庫ハードボイルドの聖典のように崇められている本。原りょうのハードボイルドに感服している昨今、本家本元のチャンドラーも読んでみますかと挑戦してみた。537ページの長編、正直キツカッタ~。この本がキツイなんて、どんだけ読書ヘタレなんだよと思われそうだが、本音感想がモットーだから小馬鹿にされても書くしかない。自分の中のハードボイルドは、無口な主人公。ところが主人...

桐野作人  「逆転!戦国大合戦」  の読書感想。

桐野作人  「逆転!戦国大合戦」  徳間文庫子供騙しな題名だが、結構まじめに書かれたイフ戦国合戦記。234ページに5編の主要合戦がイフで書かれ、コンパクトかつ夢想少なく書かれている。・風雲関ヶ原 西軍奇跡の逆転勝利・武田信玄、怒涛の天下取り・上杉謙信、乾坤一擲の大決戦・山崎の天下争奪戦・真田幸村の赤備え、徳川軍を打ち砕く関ヶ原、信玄、謙信、光秀、幸村と戦国ファン一度は夢見る逆転劇。どれもこれも、あ...

筒井康隆  「心狸学・社怪学」  の読書感想。

若い頃、「文学部唯野教授」を読んで、ああなんて面白いんだろう文学部おもしろそう!と憧れたものだ。今となっては、文学を学問として学ぶなんて、なんて詰まらないことかと思うが、阪大の文学部美学科で学んでみたかった。今でも音楽関係の本は読んでるし、贋作モノも大好きだ。そして、この本。てっきり「文学部」の二番煎じ、まさにそれこそ望むところだったんですが、全然違ってました。心狸学・社怪学ともに各7短編からなり...

三浦展  「下流同盟」  の読書感想。

三浦展  「下流同盟」  朝日新書三浦展「下流社会」が面白かったので買ってあった本。でも2006年に出された新書であり、地方や都市郊外のファスト風土化がテーマなので、少し古い話となってしまった。そうは言っても、今(2011年)読んでも覚えのある現象が多い。私は最近まである地方に住んでいたのだが、まさに車社会で、大型ショッピングセンターや大型書店やらを全て車で移動する行動をしていた。大阪から名古屋までを幅広...

平岩弓枝  「御宿かわせみ」12  の読書感想。

平岩弓枝  「御宿かわせみ」12  文春文庫書名は「夜鴉おきん」(御宿かわせみ12)。第8巻あたりから面白くなっていたのに、前巻11巻がハズレ。浮き沈みがあるねと前回11巻では書いたが、この第12巻は俄然面白かった。8小編からなるのですが、そのほとんどが面白い。しかもミステリとしてもなかかなで、今までみたいに「犯人は判っているが、動機と証拠固め」なんてワンパターンでない。ホロリとさせられる人情味が増し、それ...

檜山良昭  大逆転!戦艦「大和」激闘す  の読書感想。

檜山良昭  大逆転!戦艦「大和」激闘す  光文社文庫1992年の沖縄本島だけが、1945年の沖縄と入れ替わるイフ戦記。1992年、処々の事情により沖縄駐留の米軍が沖縄撤退し、沖縄は自衛隊だけに守られた島になる。そんな喜ばしいとき、ビッグ台風がやってき、沖縄本島だけが時空の溝に落ちてしまう?台風一過、東方には沖縄上陸を目指す、二百隻以上の米軍大艦隊が!自衛隊はどう対処するのか?日本本島から沖縄を目指す戦艦大和は...
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