バイトの労働条件

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柴田三千雄 「フランス史10講」 の読書感想。

柴田三千雄  「フランス史10講」  新潮文庫世界史にも目覚めている、私の中の世界史シリーズ。岩波新書の「○○史10講」シリーズは不調なのか、「ドイツ」と本書「フランス」が出ただけ。高齢教授に依頼したため文章は堅く難しく学術的で、実に読みにくかった。中公新書の「物語○○の歴史」は執筆者の専門分野が広がり過ぎて歴史の時代配分に偏りがあったが、岩波新書版は時代を10個に分け、各時代をまんべんなく描くことにほぼ成...

小池真理子  「恋」  の読書感想。

小池真理子  「恋」  新潮文庫第114回直木賞受賞作品(平成7年下期)。前半は傑作の予感がしたが、中盤の愛憎ドロドロにダレにダレ、後半新キャラが掻き回してくれてラストは面白く読めた。総合的は「直木賞作品ねぇ・・・」といった所か。思うことは「長すぎる」こと。中盤の愛憎ドロドロがこれでもかと描かれる事によって後半が生きてくる、と言いたいのだろうが、この中盤はかなり疲れた。ノンフィクション作家が、女性殺人...

NHK取材班 「太平洋戦争日本の敗因」全6巻 の読書感想。

    NHK取材班  「太平洋戦争日本の敗因」全6巻  角川文庫古本屋で幸運にも「全6巻揃い&一冊百円」であったんです。それまでもバラバラではあちらこちらで見かけてたんですが、全6巻揃えるのは至難だなぁと思っていただけに、即購入しました。歴史が好きなんですが、数年前まで第二次世界大戦前後には近づかなかった。第二次世界大戦モノを愛読する人って、戦争好きなの?とちょっと思ってた。しかし近づくと実は、「...

原りょう 「天使たちの探偵」 の読書感想。

原りょう  「天使たちの探偵」  ハヤカワ文庫沢崎探偵シリーズ三冊目、短編集です。第1冊「そして夜は甦る」はイマイチだったが、第2作「私が殺した少女」が十年に一度巡り合えるかどうかの大傑作。直木賞受賞作だけあって、この作品だけでも読んでおいて欲しい。これで一気にハードボイルド・ファンになり、レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」も読みました(世評ほど面白くなかったが、ハードボイルドの聖書くらい読ん...

紀田順一郎  「二十世紀を騒がせた本」  の読書感想。

紀田順一郎  「二十世紀を騒がせた本」  新潮選書この人の本はどれも面白く、私と波長が合う。こういった人が売れに売れて、もっともっと沢山の本が出回っていたら嬉しいのに、あまり見かけないので蒐集した著作を少しづつ大切に読んでいる。本書の着眼点も実に面白く、「素晴らしい」とか「傑作・名作」という着眼ではない。「騒がせた本」を選定条件に、なるほどと思う本あり、?と思う本あり、書名だけは知っていたが内容は...
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