バイトの労働条件

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副田護 「オーストラリア本土作戦」 の読書感想。

副田護 「オーストラリア本土作戦」 廣済堂ブルーブックスWW2の架空戦記もの。ハワイを占領していたらとか、米国本土に押し寄せていたらとか、いろいろあるけれど、本書の主眼は「日本を縦軸に、オーストラリアまで占領して地球を南北に分断していれば?」という発想。ガダルカナル戦で苦労した、オーストラリアからの絶え間ざる連合軍への補給。もし、早々にオーストラリアを占領できていれば、南洋・豪州への連合軍の補給路が...

平岩弓枝 「御宿かわせみ」13 の読書感想。

平岩弓枝  「御宿かわせみ」13  文春文庫書名は「鬼の面」。周りを固めるお馴染みのメンバーが、結婚したり、子供が生まれたりで、サブストーリーがどんどん掘り下げられて、大長編モノならではの奥行きが広がった巻。御宿かわせみを全く読んでない方も多いでしょうから、今一度、話を整理しますと。主人公東吾は、南町奉行与力神林家の次男坊。次男坊と言っても、長男(兄貴)は身体が弱く、その夫婦には子供がいない。よって...

桐野夏生 「柔らかな頬」上下 の読書感想。

 桐野夏生  「柔らかな頬」上下  文春文庫久々に、読書に熱中した。ちょっとの時間でも先が読みたくて、1分でも2分でも時間があれば読書した。平成11年上期の直木賞受賞作。文庫本で上下2巻、六百数十ページ。でも、数日で読めちゃうよ。上巻はミステリ満載、下巻は文学的な魂の彷徨いが描かれていく。ストーリーとしては上巻が面白いが、これだけだったら人気ミステリの範疇だったろう。下巻があってこそ、直木賞に選ばれ...

鈴木淳史 「萌えるクラシック」 の読書感想。

鈴木淳史  「萌えるクラシック」  洋泉社新書言ってることはなかなか良いのだが、文章がイヤ。著者が36歳の時、初版されており、若書きと言えるかな。吉田秀和みたいな文は望むべくもないが、崩しすぎた文章は、好き嫌いが分かれるだろう。そんな訳で、著者の本はもう買わないだろうが、彼のオシメンには、そこそこ関心を持った。クラシック・ファンは、えてして若き頃、何に熱中したかによって、その一生を左右している。私は...

高島俊男 「明治タレント教授」 の読書感想。

高島俊男  「明治タレント教授」  文春文庫週刊文春で連載されていた「お言葉ですが・・・」第3巻。あの著者にしては、対応がかなり丸くなっています。まず、著者が週刊誌連載で、思ったことを発表する。すると週刊誌読者が、投書してきます。間違い指摘や意見・異論など。もしくは、著者がココまでは調べてみてハッキリしたが、それ以前のことを、どなたかご存知でしょうか?なんて尋ねたりする。すると、勇んで投書する強者...

南條範夫 「織田信長」上下 の読書感想。

      南條範夫  「織田信長」上下  徳間文庫十年前に読んだのだが、懐かしく思い、もう一度読んでみた。するとどうだろう、結構、意外性に飛んだエピソードがゴロゴロ出てくるのに、全く読んだ記憶が戻ってこない。戦国期の歴史モノは、無数に読んできたから、本書ならではのエピソードかどうか、特定しにくいが、初めて読んでいるような気持ちが、最後まで続いた。我ながら、恐ろしいほどの記憶力・・・ゼロ。南條は本...

藤沢周平 「花のあと」 の読書感想。

藤沢周平  「花のあと」  文春文庫まさに「珠玉の短編集」と呼ぶに相応しい、短編7篇。隠居盗賊、尼さん、酌婦、強盗殺人捕り物、売れる前後の安藤広重、市井もの、武家ものとバラエティに富んでいる。読む短編ごとに江戸時代の違う側面が現れて、次はどんな話かな?と読むことをやめれなかった。特に表題作にもなっている「花のあと」。前半は、これが表題作になるほどなの?他の短編よりは若干長いからなの?と思って読んで...

佐木隆三 「法廷のなかの人生」 の読書感想。

佐木隆三  「法廷のなかの人生」  岩波新書元祖法廷ルポライター・佐木隆三の法廷行動を綴った一冊。1996年に書かれたので、オウム事件がまだ生々しい時期ですが、その事より、著者と法廷のかかわり中心に、綴られています。自分史とはチョット違い、法廷エッセイという感じです。昨今、北尾トロとか阿蘇山大噴火などで、法廷ルポが一般化しましたし、いつ何時、自分が陪審員になるか分からないご時勢ですから、裁判に関心の出...
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