バイトの労働条件

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服部公一 「クラシックの散歩道」 の読書感想。

服部公一 「クラシックの散歩道」 潮文庫作曲家ハットリと言えば服部良一であるが、本書は別の作曲家・服部公一の著。ウィキで調べても、目覚しい誰もが知っている作品を書いているわけではない。大学院教授などを経て安定した作曲活動、主に合唱や校歌社歌、児童向け音楽中心に書いてきた人。著作物が多く、アマゾンで検索したら十冊以上出て来る。講談社現代新書から「作曲入門」なんて面白そうな本も出しており、いつの日か見...

東直己 「熾火」 の読書感想。

東直己 「熾火」 ハルキ文庫畝原探偵シリーズ第4作。前3作を読んでいなくとも、本作だけでも愉しめる構成となっているが、シリーズ最高のクライマックスが、終盤用意されているので、やっぱり、前3作を読んでから本作に挑んで貰いたい。また、それだけの意義はある、心にズシンとくる作品。毎度のように、しがない探偵稼業をこなしている中、思わぬ事件に巻き込まれてしまう。そこへお互い憎からず思っている女性が、事件の核...

中野五郎 「君は第二次大戦を知っているか」 の読書感想。

中野五郎 「君は第二次大戦を知っているか」 光人社NF文庫三部構成、全386ページ。第一部:太平洋戦争講座。第二部:第二次大戦50大事件。第三部:第二次大戦ミステリー。著者は明治39年生まれ、朝日新聞社記者として戦前は活躍し、開戦時はニューヨーク特派員だったため、アメリカに抑留された。あの有名な野村大使の米国乗り込みに同行しており、大使館は宣戦布告を遅れてしまうのだが、その前段階の状況なども描かれている...

井沢元彦 「歴史if物語」 の読書感想。

井沢元彦 「歴史if物語」 廣済堂文庫歴史のif(もしも?)が大好きで、そういった類を見つけたら必ず買い込んでいる。しかしどの執筆者も「歴史にもしもは無いが」と、イフ論を語るのを卑下されるんですが、ちっとも構わないじゃないですか。今さら考えたってしょうがない歴史イフ。でも、それをアレコレ空想するのが楽しいんであって、ロマンがある。私は、古代史の真実を探るロマンより、中世以降の確定した史実を捻じ曲げ...

長山靖生 「偽史冒険世界」 の読書感想。

長山靖生 「偽史冒険世界」 ちくま文庫序章:理想的な「真実」は存在するか?第1章:どうして義経はジンギスカンになったのか?第2章:なぜ「南」は懐かしいのか?第3章:トンデモ日本人起源説の世界観第4章:日本ユダヤ同祖説と陰謀説のあいだで第5章:言霊宇宙と神代文字第6章:竹内文書は軍部を動かしたか?歴史は教科書に載っている事すべてが正しいのでなく、それが現代の主流・一般説となっているだけ。そりゃ鎌倉幕...

アーヴィング 「ガープの世界」 の読書感想。

 アーヴィング 「ガープの世界」 新潮文庫書評名高い名作という事なので、ようやく読んでみたのですが、ほとんど良さが判らなかった。上下2巻、文庫で九百余ページという大作、読破できたとき「やっと終わった」と、苦行の終わりにホっとした。そもそも私は、純文学に向いていないのだろう。たとえ作者の体験や人生を加工した内容だったとしても、SFやエンタメほどの夢想ストーリーになってない純文学ストーリーでは面白さが...

茂木健一郎/江村哲二 音楽を「考える」 の読書感想。

茂木健一郎/江村哲二 音楽を「考える」 ちくまプリマー新書脱税をした茂木の音楽論なんて・・・というのが読むまでの考えだった。共著である江村哲二という人も知らないので、買ってから数年、積ん読だった。ところが、読み終えて。江村哲二という人が異色の作曲家で、どんな音楽を書いてるんだろうとネットで調べた。まずはウィキだ。しかし、その内容に呆然とした。本書は2007年春に書かれ、同年5月初版されている。また、江...
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