バイトの労働条件

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池波正太郎 「鬼平犯科帳15」 の読書感想。

池波正太郎 「鬼平犯科帳15」 文春文庫今までは短編からなる鬼平でしたが、本書第15巻にして初めての長編。「特別長編雲竜剣」と銘打ってある。何が何でも書きたい題材があり、それを描き切るために長編となった、とは感じられない。いつもの歯切れの良い、無駄を省いた、でも味のある文はどこへやら。長編だから時間はたっぷりあるぞと悠々した展開、間延びしてるだけですやん。特に前半がひどく、様々な事件事象に暗中模索、ど...

大沢在昌 「屍蘭 新宿鮫3」 の読書感想。

大沢在昌 「屍蘭 新宿鮫3」 光文社文庫このメルマガを始めて485冊読んだが、ミステリは87冊しか読んでいない。私の最も愛読しているジャンルは歴史モノで、170冊読んでいるから、半分に過ぎない。ですから、ミステリについて、これが一番だとか、今まで最も良かったミステリは、なんて偉そうに語れない。まだまだ、読んでいない作家の方が多く、今はただ、ミステリのお花畑が思っていた以上に美しく広いこと。「○○殺人事件」な...

中谷陽二 「精神鑑定の事件史」 の読書感想。

中谷陽二 「精神鑑定の事件史」 中公新書本書は面白い。1997年初版。少し時間が経っていますが、採り上げた題材自体も古いので、そう問題はありません。それどころか、著者の精神鑑定に対する疑問が小気味よく、この著者が今どうなっているのか、ネットで調べてしまいました。結果は、執筆当時東京都精神医学総合研究所参事研究員と偉いのか中間なのか分かりませんが、現在は筑波大学院教授のようです。さてさて、何が良かったか...

森田安一 「物語スイスの歴史」 の読書感想。

森田安一 「物語スイスの歴史」 中公新書スイスという国は不思議だ。あんな小さな国土、ドイツ・フランス・イタリアという列強に囲まれ海も無い。それなのに長年国家を維持し、かつレベルも高くユーロにも加盟していない。こんな凄い国の歴史は抑えておくべきでしょう。きっと学ぶべき知恵や手腕があるはず。本書の副題「知恵ある孤高の小国」が名をよく現しています。ローマ時代、神聖ローマ帝国、スイス盟約者団、宗教改革やア...

夏目漱石 「三四郎」 の読書感想。

夏目漱石 「三四郎」 新潮文庫青春の学生時代、漱石の「こころ」を読んで、非常に感動した。人間の「こころ」を如実に描き込んでいて、心理描写とはこういうものかと感動した。司馬遼太郎の「関ヶ原」「城塞」と並んで、今でも、心理描写抜群の名作だと思っている。アマゾンの評点は、なかなか面白いのでよく見るが、本書「三四郎」は71レビューあり、星4&5は66人。星1と2は、各一人しかいない。あまり本を読まない人ほど、...
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