バイトの労働条件

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橘由歩 「身内の犯行」 の読書感想。

橘由歩 「身内の犯行」 新潮新書新潮45のノンフィクション犯罪ドキュメンタリーが好きで、新潮文庫からシリーズが出ていたが、最近はキンドル版(電子書籍)しか出ていないようだ。そんな私には、とても面白かった。ノリが45記事で、あのシリーズを読んだ人には本書も合うはず。子殺し3件、親殺し3件、家族2件、夫婦2件。あの事件もこの事件も、家族間殺人事件です。殺人事件があったら、警察はまず家族を疑ってかかるそうで...

三野正洋 「零戦 最後の戦い」 の読書感想。

三野正洋 「零戦 最後の戦い」 ポケットブック本書はポケットブック社(現ゴマブックス社)によるポケットブックという新書サイズにて刊行された「スーパーリアル・シミュレーション」シリーズNo.72。ウォー・シミュレーションだと思い読み始めたんですが、題名どおり、零戦の史実上最後の戦いを描いたノンフィクション戦記だった。ところが、小説は歴史より奇なり。まったく面白かった。終戦も間近の昭和20年8月、広島に原爆投...

ディック 「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」 の読書感想。

ディック 「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」 ハヤカワ文庫百人中八十人が名作だと判断しても、自分が感銘を受けなかったら何にもならない。どこででも名作だと云われている本だとしても、そう思わなかった人の話も読んでみたい。このメルマガ感想は「私の感想」であって、世間でどう思われているかは関係ない。SFにしろ純文学にしろ、何か本質を描くために別の話を通して描こうとする手法があるが、本書が、まさにそれ。...

安田寛・中川右介 「ショスタコーヴィチ評盤記」  の読書感想。

安田寛・中川右介 「ショスタコーヴィチ評盤記」 アルファベータ2005~6年、雑誌「クラシック・ジャーナル」誌で連載された。ショスタコーヴィチの新発・再発されたCD・DVDをほとんど網羅して、聴き尽くし、語り尽くします。私も高校時代から、ショスタキストのタコヴィチアンとして絶え間なく聴き続けてきましたが、著者の安田氏は相当なツワモノです。彼のコンドラシン盤評価は、私とは違うのが残念ですが、これだけ聴き込ん...

宮部みゆき 「パーフェクト・ブルー」 の読書感想。

宮部みゆき 「パーフェクト・ブルー」 創元推理文庫著者の最初に出版された長編デビュー作。宮部みゆきの本を、5年前まではほとんど購入して未読本として格納してあり、最初から読もうと思って、本書から手をつけた。しかし、どうせなら名作と言われているものを読むべきだった。デビュー作と斟酌すれば技量は高いが、様々なミステリを読んでいる中の一冊としては全然駄目だった。これに懲りず、買い溜めた宮部本を読み進めては...

碇義朗 「戦闘機入門」 の読書感想。

碇義朗 「戦闘機入門」  光人社NF文庫中高生のころまで、航空機が大好きだった。授業中にはノートの端っこに飛行機のデザインをよく書いた。しかし現実を知ってゆく。日本国産の飛行機開発は微々たる状況で、航空工学を教える大学も少ない。あっても超名門大学だし、そこを卒業しても飛行機で喰ってゆくのは至難の業。嗚呼、懐かしき「航空ファン」を毎月購読していたが、大学進学とともに買うのをやめた。そうは言っても、未だ...

池東旭 「韓国の族閥・軍閥・財閥」 の読書感想。

池東旭 「韓国の族閥・軍閥・財閥」 中公新書かつて中公新書「物語韓国史」を読んだが、神話にはたっぷり紙幅をついやしてるのに、近現代は足早だったのが不満だった。そこで本書を買った訳だが、これは存分に満足いく内容だった。歴史と云うのは著者の観点記述によって、大いに変わるもので、完璧に正しい史書というのは、この世に珍しいだろう。だから韓国史の何が正しく、何が間違っているのかさへ、今の私には判らないのだが...
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