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筒井康隆  『懲戒の部屋』  の読書感想。

筒井康隆
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筒井康隆  『懲戒の部屋』

筒井康隆  『懲戒の部屋』  新潮文庫

自薦ホラー傑作集と銘打った第1巻。
虫唾が走るとは、こういうことか。
  
無性にイライラした一冊だった。
根本的に肌に合わないと云うか、ムカムカすると云おうか、
生理的に受け付けない掌編がほとんど。
こういう風に書くと、かえって冒険心を抱く人も出てくるんだろうケド、
読めば成る程、と御同意いただけると思う。
  
初っ端(しょっぱな)の「乗越駅の刑罰」は、ほんと気持ち悪い。
不条理倒錯小説なのだが、私はどうにもこういった
「あれよあれよというままに」といった不条理の連続は我慢できない。
ラストは、4匹の小猫を煮込んだ熱湯スープを食道も爛れんばかりに
流し込まれているところへ、親猫の怪物が現れるところがあるのだが、
こんな小説を書ける人は気が狂っている。
それが狙いなのは解ってるんだが。
そんな感想を抱かせる事にこそ、筒井康隆の思う壺なのだが、
かなりこの人が嫌いになった。
  
せっかく、「家族八景」を買ってあるのに、いつ読む事か分からなくなった。
学生時代、「文学部唯野教授」にすっかり惚れ込んだものであるが、
あれを書いた人と同一人物とは思えない。
作家として幅があるのか、技量に高低が激しいのか。
読む事は全くお勧め出来ない一冊。


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