バイトの労働条件

奥田英朗  『邪魔』(上下)  の読書感想。

奥田英朗  『邪魔』(上下)  奥田英朗  『邪魔』(上下)

奥田英朗  『邪魔』(上下)  講談社文庫

最近の新進作家ってホント面白くなっている。
むかし自分が漠然とこんな面白い本があったらなと、
もやもやしていた以上のクゾ面白い本が次々と現れている。
若者に限らず、多くの人の活字離れが叫ばれて久しいが、
才能ある作家がコンコンと沸きいずるのはナゼ?
  
今回の奥田英朗もそんな一人、と十把一絡げに纏めちゃうのは
飛んでもないくらい突出した作家だった。
今後この人の作品は、遅まきながら全作取り上げてゆくと思う。
昨年「空中ブランコ」で直木賞を取ったのは当たり前という事か、
遅かったという事か。
  
本書は2001年刊行の犯罪小説。
最近私はこの犯罪小説に魅力を感じてまして、犯人が主人公でもいいし
刑事が追い駆れるのも良いけど、魔が指して悪事を働いた男の妻、
善良な平凡な妻が平安な家庭を守るため泥沼にハマって行く
本書のストーリーは絶品だった。

上下八百ページもあるので、奥田英朗初体験の私は完読するのに何日
掛かるかと心配だったが、二日もかからず読み終えた。
最後の二百ページほどは一気読み。
もう読むことを止められなかった。

直木賞も取った人なので、何を今さら、と既に読んでしまっている方も
多いでしょうが、未読の人は善は急げデス。
最大級の評価をしても、余りある作品です。


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講談社文庫奥田英朗

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