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新潮45編集部編  『殺人者はそこにいる』  の読書感想。

新潮社系
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新潮45編集部編  『殺人者はそこにいる』

新潮45編集部編  『殺人者はそこにいる』  新潮文庫


こう書いたら語弊があるが、事件ニュースが結構好きです。
特に、全国ネット・ニュースの後にやる地方局のちょっとしたニュース。
玉突き衝突や民家でのボヤ騒ぎ、しまいにはバラの花が見頃だとか
プールが開園になって子供たちが大はしゃぎなんかまで。
そんな一コマ一コマに、多くの人たちの沢山の悲喜劇が籠もってんだろうなぁと
考えずにいられない。

本書は現在4冊目まで出ている、ノンフィクション事件シリーズの第一冊。
記憶にある有名な事件から、そんな悲惨な話なのに覚えて無いなぁ、まで
全部で13編。
どれもこれもむちゃんこおもしろ・・・訂正、むちゃんこ興味深く読んだ。


私が覚えていた事件は、「井の頭公園バラバラ殺人事件」
「柴又上智大生殺人放火事件」など。
しかし特に注目したのが「葛飾社長一家無理心中事件」。

私はクラシック音楽が好きなのだが、クラシック界があまり儲からないのは周知の事実。
バブル期にはかなりハデになったが、今やまた細々とした常態が続いている。
来年はモーツァルト・イヤーなので、(※2005年10月に書いたモノです)
商魂たくましいにわかモーツァルティアンで辟易しそうだ。

話は戻って、この葛飾の社長、クラシック関係の事業をやったが敢え無く挫折。
借金で首が回らなくなる。
愛する妻子を殺し、自分も後を追おうとするのだが、どうにも死ね無い。

この辺の過程がイライラするのだが、詳細かつ恬淡と綴られており、
読みモノとして非常にハイ・レベル。
最後は首吊り自殺をするのだが、この社長、音楽を糧にしていただけあって、
フと自分の自殺状況を録音してみる。

死ぬ前の一言どころか、延々と今までのことを語り出すのだが、
さぁ死ぬぞという時にホント、不思議なことが起こる。
この本はノンフィクションであって小説では無いわけだから、ほとんど脚色が無い。
だからこの不思議な現象も超常現象の一つになるんだろうけど、
黄泉の世界というのはホントにあるのかも知れない。
少し書いちゃうと、「黄泉の世界から風が吹く」んです。
??

こういった野次馬みたいな本はケシカラン、とお怒りな方もいらっしゃる
かもしれませんが、未解決な事件も掲載されている。
様々な状況が残されているのに、真犯人は未だ不明。
そういった忘れ去られようとしている悪逆非道に、今一度光を当てて、
何らかの事件解決の情報収集も本書は一役買うんじゃ無いかと思う。


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