バイトの労働条件

綱淵謙錠  『史談往く人来る人』  の読書感想。

綱淵謙錠  『史談往く人来る人』  文春文庫

綱淵謙錠  『史談往く人来る人』  文春文庫


これは歴史好きには面白い一冊。
ただし絶版どころか、古本屋でもなかなか見つけづらい一冊、
文庫初版は昭和62年。
もう20年前の本なのね。
  
綱淵謙錠は硬筆な文体ながら、持ち味に独特の滋味があり私はこういう人は好きだ。
本書は毎日新聞日曜版に昭和56~57年に載った歴史エッセイ52話。

週一ペースながら著者は楽しみながら語っており、前週の話が時には絡んだり、
読者からの情報や感想も絡んだりして、新聞紙面の面白さもある。


この人は江戸期から幕末維新明治あたりに強いので、大方そのあたりの話が
多いのだが、時にはカニバリズムの歴史的事件に何週もこだわったり、
銀版写真の歴史が何週も続いたりする。
歴史とは面白いモノで、話が留まることがなく、次から次へと連鎖して行く。
横へ広がることが多いが、縦へ深く考察することも多く、まさに縦横無尽の
歴史講釈になっている。

こんな歴史エッセイが今の新聞にも載っていたら、毎週楽しみに読むんだけどな。
誰か知っている人、いませんか?


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