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三代史研究会  『明治・大正・昭和30の「真実」』  の読書感想。

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三代史研究会  『明治・大正・昭和30の「真実」』  文春新書

三代史研究会  『明治・大正・昭和30の「真実」』  文春新書


歴史好きは古代史にロマンを感じる人が多いが、私は断然近現代史。
なんとかのミコとか、ヒコとか言われたって全然実感沸かないけど、
なんとかシゲルとかなんとかタロウの方がピンとくる。
最近の事だし、それが現在の世の中に直結してるのが面白い。

近現代となると、避けては通れないのが「戦争」。
この辺はウソかマコトか微妙で解釈次第でどうにでも転んでしまうのが
胡散臭いけど、その様々な説にあれこれと想像を垂れるのがいい。
本書は右でも左でもなく、あまり偏った考えも無く、すんなりと
興味を持って読み終えた。

福沢諭吉は「人の上に人を造れ」と主張した

これが一本目のお題だから、おそらく
早稲田出身者が書いたのかなと苦笑い。
私も諭吉はこすっからそうで好きでないが、本書では上っ面の
事象だけが独り歩きしている常識の本質を丹念に掘り起こしている。
他には...

 ・昭和天皇はこうしてゴルフをやめた。
 ・近衛文麿は軍部よりも日中戦争に積極的だった。
 ・太平洋戦争は真珠湾で始まったのではない。

この中でも面白く読めたのが、当時の軍部と政治家の動向。
現代日本でもいるでしょ、野球やサッカーなんて到底できっこない
オッサンがやたら野球・サッカー観戦に熱狂的な人が。

当時の政治家もそういう熱狂的なオッサンが多かったようで、
実際戦地で死ぬかもしれない兵士を尻目に、
国内で熱くアツく帝国万歳を叫んでいた人が。
そんな中で、戦争の危険性を警鐘していた人もおり、それこそ真の勇者。

旧日本軍の戦力を神格化して、神風引き連れて立ち向かえば、
負ける敵なしなんてほざいてるんだから、
お陰でどれだけ多くの人が迷惑蒙ったことか。

そう考えると、近所のオッサンの中でも、やたらとスポーツに
アツくなってる人がいるけど、こういうのが恐いんだよなぁ。
イチローや松井が頑張ったって、一体自分にどれだけのメリットがあるんだ?

彼らが使え切れないような報酬を得ている傍らで、
「彼らのプレーに勇気を貰った」とか云ってんだから、笑っちまう。

話はそれたが、本書は面白い。
同じチームによる「明治・大正・昭和史話のたね100 」もお奨め。


** 本・読書blog Rankin **
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