バイトの労働条件

渡部千春  「北欧デザインを知る」  の読書感想。

渡部千春  「北欧デザインを知る」 生活人新書

渡部千春  「北欧デザインを知る」   生活人新書


北欧っていうと、どの辺を指すのだろう。
わたし的にはスカンジナビア半島3カ国(ノルウェイ、フィンランド、スウェーデン)に加え、
デンマークも入れたいんですが、アイスランドも混ぜている人もいるそうです。

本書では正統派北欧の3カ国、ノルウェイ、フィンランド、スウェーデン
を軸に、北欧デザインについて丁寧に述べられています。

わたしはクラシック音楽が大好きで、
ドイツ・オーストリア音楽(モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスなど)も好きですが、
大人になった頃から英国音楽(エルガー、ヴォーン=ウィリアムズ、パリー、バタワースなど)が
大好きになり、その先はデンマークのニールセンやフィンランドのシベリウスに嵌り、
スウェーデンのステンハンマルやアッテルベリやベルワルドも今では大好きです。

ちなみに上記に漏れたノルウェイには有名なグリーグがいますが、好きではありません。
グリーグが生没した街ベルゲンに、加藤ローザがテレビ番組で強行旅行してましたが、
一度は行って見たいイイ街ですね。

そんな訳で、デザイン面ではなく音楽面で北欧は大好きなんで、
今じゃすっかりオサレな代名詞となった北欧デザインの新書を読んでみたのです。
著者は若い女性ですが、北欧デザインについて複数書籍も刊行しているし、
デザインジャーナリストと名乗るだけ体系的に北欧デザインについての知識も深い。

流行りで北欧デザインものも書いたってんじゃなく、
若い時から北欧を愛し北欧について書いてきた人が、今じゃ第一人者だから書きました
って流れで、こういう無名ながらも真の玄人にお鉢が廻ってきたってのがいいね。

日本における北欧デザインもの、北欧現地での暮らしの中の北欧デザインから皮切りに、
テーブルウエアメーカー、家電、携帯電話、牛乳パックと、
ありとあらゆるモノの北欧デザインについて語ってゆく。

わたしゃテッキリ、家具屋イケアや携帯ノキアみたいな話ぐらいしか思いつかなかったが、
北欧地元の家具メーカー興亡の変遷や、モダニズムの興隆衰退復活など、
新書のボリュウムとは思えない情報量が詰まっとります。

北欧に行って見たくなる、一冊。


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渡部千春北欧デザイン生活人新書

Comments 2

イダヅカマコト

はじめまして

はじめまして。

私はスウェーデンのReal Groupをこよなく愛しております。
住んでいる町には前に北欧をイメージしたカフェがあり、インテリアがいちいちきれいでずっと話しこんでしまったことがあります。
ありとあらゆるもの、とは面白そうです
ぜひ一度読んでみたいと思います

2008-11-01 (Sat)  | EDIT | REPLY |   

隊員

Real Groupは、ヴォーカル・グループなんですね。
どこかで見つけたら聴いてみたいと思います。
スウェーデンと云えばステンハンマルですが、来年はアッテルベリを再評価される演奏会が複数ありますので、私は是非聴きに行こうと張り切っております。
北欧ムーブメントが大きく起こると、いいですね。

2008-11-02 (Sun)  | EDIT | REPLY |   

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