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黒川博行  「てとろどときしん」  の読書感想。

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黒川博行  「てとろどときしん」  講談社文庫

黒川博行  「てとろどときしん」  講談社文庫


「てとろどときしん」とは、テトロドトキシンの事であって、ふぐの猛毒。
大阪府警の刑事二人が漫才のように会話してゆくテンポ、
この二人の組合せにいつの間にか愛着を感じてゆきます。

よく考えて読んでみると、「わたし」の方の刑事よりも、
休日まで捜査の下調べをしている相棒の方が優秀過ぎるんですが、
その相棒自身は己の優秀さに気付いていない、という天然ぶり。
大阪のイイ感じがよく出ています。

最近大阪・京都・奈良などを舞台にした小説が人気ですが、
この作品は今から二十年ちょい昔に出来た作品。
それだけに今なら携帯やネットでチョチョイと済む事も足で調べる。
ここら辺は、時代性がモロに出てしまうミステリの辛いとこ。
半世紀や一世紀も経てば、1980年代大阪の世相が伝わって
オモロイんでしょうが、二十年ちょいでは古臭い感があって残念です。

著者初の短篇集(全6編)だけあって深みまでは無いですが、
大阪のオモロイ刑事ものをご所望でしたら、いいんやないでしょうか。


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