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柘植久慶 「逆撃関ヶ原合戦」 (上下)  の読書感想。

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柘植久慶 「逆撃関ヶ原合戦」 (上下)  中公文庫   柘植久慶 「逆撃関ヶ原合戦」 (上下)  中公文庫

柘植久慶 「逆撃関ヶ原合戦」 (上下)  中公文庫


傭兵経験のある作家ということで、存在は知っていたが
今まで著作は読んでいなかった。

しかし彼のヒトラーもの(かなりヒトラー寄り)を読み、
歴史イフものが大量にあることを知る。著作の歴史イフものは、
本書のような日本戦国期だけでなく、WWⅡものがたんまりある。

どうしてこれだけの作品があるのに、今ではかなり忘れられかかっているのか。
それは彼の本を読めば、少し解かるような気もする。

一般受けするエンターテイメント性より、歴史検証やアカデミック重視に
偏っており、彼の軍事嗜好がモロに出ている。
かなりマニアックな検証であり、そこら辺を享受出来るかどうかが分かれ目。
でも歴史モノが好きな人なら、一読の価値はあるだろう。
ありきたりな関ヶ原合戦を読むくらいなら、本書を読んだ方が、
まるで自分も合戦に巻き込まれてしまったかのような疑似体験が出来る。

作家である主人公は関ヶ原を取材に訪れる。
同地で出合った美人女子大生と濃密な一夜を伴にするが、
二人がエクスタシィを感じる時、時空を越えて関ヶ原合戦間近の大垣に
タイムスリップする。

中年の小説家が、美人女子大生とスルスルとコトが運ばれてゆく展開は、
著者自身の願望でまくりで笑える。ご愛嬌と言っていいタイムスリップだが、
戦国期に入ってからの作家が凄まじい。

まず現代人である作家のはずなのに、とにかく敵を斬って斬って斬りまくる。
果たして我々現代人が、ああも躊躇なく人を殺せるだろうか?
いくら剣道や空手に素養があったとしても、真剣で人間を斬り、首をはねる。

うーん、いくらやらなきゃやられる状況だとはいえ、まるでゲーセンの
アトラクションのように斬りまくるのは共感できない。
それでいて血糊のせいで剣の切れ味が鈍るなど細かい設定は拘ったりして、
著者は本気で合戦なら躊躇しないつもりなんだろう。

この逆撃シリーズ。
関ヶ原合戦以降は、大阪の陣(冬、夏)と続く。
もちろん入手した。きっと豊臣方は負けるんだろうが、ギリギリまで家康を
心胆寒からしめるだろう展開を期待。真田幸村なんかも出てくるんだろう。
なんとなく大人気が出なかったのも分かるけど、読んでみたいシリーズである。


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