バイトの労働条件

乱読!!ドクショ突撃隊♪ブログ。

ARTICLE PAGE

吉村絵美留  「修復家だけが知る名画の真実」  の読書感想。

未分類
  • comment1
  • trackback0
人気ブログランキングへ  にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

吉村絵美留  「修復家だけが知る名画の真実」  青春出版社


吉村絵美留  「修復家だけが知る名画の真実」  青春出版社


絵画修復専門家による、名画修復の裏話。
好きだったら、ほとんどの人が面白いと思える本なのではないか。

以前、黒川博行「文福茶釜」を読んだおり、
美術界の闇で蠢く贋作家の話がやけに面白かった。
いかにして贋作を作ったり、それで騙すとか。
とんでもない犯罪小説だった。

本書はその逆で、真作の修復を手掛ける専門家によるお話。
修復の過程で、真作と思われていたものが実は贋作だと解かったり、
真作ではありえない理由を説明したり。
フランスの名画なのに日本製のキャンバスが貼ってあるとか。

国内では岡本太郎作品の修復を数多くこなしているし、
海外の名作、ピカソ、モネ、ルノワール、ローランサン・・・など
数え切れないほどの画家と関わっている。
油絵とは面白いもので、丹念に絵の具をはがしていくと、
塗り重ねられた下に描かれていた絵が現われたりする。

ある画家が晩年に、自分の壮年期のカラー作品の
上から白黒で絵を重ね塗りしてしまう。
しかしその画家の死後、妻が塗り重ねた白黒を取って欲しいと
依頼してくる。塗り重ねた絵の具を取ってみると、そこには・・・。
ね、面白いでしょ。

少し自慢、少し商売も入ってるけど、そこはご愛嬌。
絵画にまつわる、修復家ならではのトリビアがいっぱいです。


人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ


関連記事
スポンサーサイト

Comments 1

ネット古本屋・店主の快読日誌~お電話1本・送料無料の出張買取「楽本便」~高価・誠実買取の犬太郎ブック  
油絵と人生

人生も重ね塗りの油絵みたいなものですよねぇ。

願わくば、よりよい色に塗り重ねたいものです!

また遊びに来ますね♪

2009/09/05 (Sat)  | EDIT | REPLY |   

Leave a reply