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小林信彦  「本は寝ころんで」  の読書感想。

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小林信彦  「本は寝ころんで」  文春文庫


小林信彦  「本は寝ころんで」  文春文庫


二部構成で、第1部
「他人に教えたくない面白本=ベスト50」書下ろし。

第2部は読書日記と称し、
週刊文春1991年8月29日号~1994年1月27日号掲載分。

第1部のベスト50は書き下ろしだけあって腕を組んで
挑んだ感あるが、第2部の週刊文春連載は調子の上下が激しい。
ベスト50は五種に分けており、ベストテン×5種=ベスト50。

 海外ミステリ・ベストテン(古典)
 海外ミステリ・ベストテン(現代)
 海外エンタテインメント・ベストテン
 海外ユーモア小説・ベストテン
 日本の都市小説(東京)

海外モノをほとんど読まない私は珍糞漢糞なのだが、
著者もハイスミスを愛読している点が嬉しかった。

ただし今から二十年近く前に書かれた選評なので、
当然最新刊は無く、こういった時代とともに
古くなってゆくものは悲しい。

ただし、これがあと数十年すれば二十世紀末の時代考証には
役立ちそうで、当時の人はこういった見方だったのかと
面白くなるのだろう。

後半の週刊誌連載の読書日記はグダグダ。
キラリと光ってブッタ斬る回もあれば、身辺雑記で
うんざりすることもあり、週刊誌の壱コーナーだから
読めるんであって、わざわざ文庫本化するものではないだろう。

悲しいことに小林信彦という小説家も少しづつ現世から
薄れてゆきそうな気配だし、彼の雑文から透けて見える
人ととなりがそれを予感させる。


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Genre: 小説・文学

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Comment

  • nao
  • URL
消えていく?・・そうかもしれない。

昔はこのヒトのもの読んだなぁ。
・・「夢の砦」・・「怪物がめざめる夜」あたりまでかな。
そしていま、家にはこのヒトの著作のものでは、
わずかに映画関係のものしか残っていない。

ハイスミスはいいですよね。
このヒト「変身の恐怖」も書いたのでした。
ああ「愛しすぎた男」・・その時買っておくべきでした・・。
リプリーもので映画化された「アメリカの友人」ヴェンダース監督作は、
秀作だと思うのですが、話しても、だぁーれも知らない。観ていない。

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