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青島広志 「作曲家の発想術」 の読書感想。

クラシック音楽な本
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青島広志  「作曲家の発想術」


青島広志  「作曲家の発想術」  講談社現代新書

本屋をぶらり、と歩いてたら見つけた一冊。
ネットの世界では様々な情報が入手ができるが、こういったフとした出会いは難しい。
作曲家ブルーアイランドさん、青島さんの赤裸々な現役作曲家の軌跡。

前半では辛口な文体で、作曲界への大いなる警鈴かと期待したが。
徐々に著者周辺への愚痴とも恨み節ともつかない小話が
しょっちゅう挿話されてガッカリ。
もっと大きな視点で、作曲界の腐敗などを語って欲しい。
作曲界が十二分に腐っていそうな事は、十分読み取れましたが。
  
全体は三章に分かれており、
第1章「作曲家への階段」
第2章「名曲はこう作られた?」
第3章「作曲なんてこわくない!」
  
多少とも音楽をかじっている我々としましては、面白いのは第1章。
クラシック系作曲家になる、正統的な道がよぉく分かります。
 
第2章はよくある作曲家秘話が多いし、モーツァルトやベートーヴェンの話はうんざり。
こんなん知ってまんがな、と思うことシバシバ。
ただし、ブルクミュラー二十五番や現代日本の合唱曲に触れている辺りは、
独自性があって興味深く読めた。
こういった路線ばかりで攻めてくれたら嬉しいんだけど、
初心者にも配慮しなくちゃいけないんだろうな、売れるための本というのは大変だ。
  
第3章は簡単作曲法。
実に単純なメロディから輪唱・伴奏を経て変奏法などが楽譜付きで紹介されている。
でも、こんなのつまんないんだよね。
こういった「方法」が大手を振って歩いているから、新しい音楽が出てこない。
だけど、いきなり幻想曲の作り方なんて、
「インスピレィションの命じるままに」と言う他ないもんなぁ。
  
いろいろ書きましたが、お薦めには間違いない。
私にしては珍しく出たばっかりの本なので、覚えていたら店頭でパラパラリと読んで見て。
多分、買っちゃうと思うよ。


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