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鯨統一郎  『新・世界の七不思議』  の読書感想。

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鯨統一郎  『新・世界の七不思議』  創元推理文庫

鯨統一郎  『新・世界の七不思議』  創元推理文庫


なるほどね、確かに本書を絶賛するレビューが多いわけだ。
本書を読んでいる最中から感じた率直な感想だ。
作中で採り上げられた七不思議は下記の7つ。

アトランティス大陸、ストーンヘンジ、ピラミッド、
ノアの方舟、始皇帝、ナスカの地上絵、モアイ像。

ペンシルベニア大学教授の歴史学者は、日本の若く美しい
歴史研究家静香に京都奈良へと案内される予定である。

そんな旅の前夜、静香に誘われて裏寂れた
バー「スリーバレー」に立ち寄る。
そこには世界史に弱い男と、最新装置を
隠し持ったバーテンダーしかいない。

4人は雑談からいつも世界の不思議について
語り合っていくワンパターンなのだが、美貌の静香が
歴史に弱い男・宮田を徹底的に罵倒しながら
七不思議の概略や通説、問題点などを説明してゆく。

この、美人が男を罵倒してゆく過程に著者は
拘り抜いているのだが、私的にはとても不愉快。

この二人の言葉攻めの掛け合いが本書のもう一つの特徴なのだが、
著者が何に拘りすぎてここまで偏執的に書き込んでいるのか
不思議でならない。

一方、罵倒され続ける男・宮田が、ほとんどない前知識から
断片的な情報を組み立てて、歴史の真髄を推理してゆく様は見事。

この歴史ミステリの解明過程は実に面白く、こういった設定に
しなくても十分楽しめるはずだ。

静香に罵倒されながら歴史概略をなぞりつつ、
一つ二つの疑問点から見事な組み立てに発展してゆく。
絶対それが真実だとも思えないけれど、もしかしたら
確かにそういうこともありえるかも、と思わせてゆく流れが楽しい。


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