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許光俊 「オレのクラシック」 の読書感想。

クラシック音楽な本
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許光俊  「オレのクラシック」  青弓社

許光俊  「オレのクラシック」  青弓社


長い間、探し続けていた、古本で。
許さんの2005年初版の本だが、出た当初から
古本屋でチェックし続け、ようやく巡り合えた。

新品で買えば話は早いのだが、1,600円というのは高過ぎるし、
読んだ現在、やっぱ古本で良かったと思った。

もともと放言毒舌な人だが、その健啖ぶりは相変わらず。
数多くの著書で言いたい基本事項は、言い尽くされているので、
本書は最近(2005年まで)の感想が中心。

大きく二部構成で、第1部がクラシック全般、
第2部がHMVオンラインで連載した記事の集成。

許さんはこういう人だ、こういう物の言い方をする人だ、
そこまで言う人はいないから痛快だなぁ・・・
と思う人でないと、本書は読み切れない。

判ってはいるつもりでも、少なからずムカついた文が目立った。
ムカついたというのは、チと違うかな、偉そうだなと思ったのかな。

同じクラシック・ファンとして羨まし過ぎる鑑賞ライフを
堪能されており、それを赤裸々に曝け出し、熱血な批評を繰り広げる。

こういった人が現れたから、クラシック批評界は
大きく変わったし、現代クラシック界が、かなり
詰まらない虚飾に満ちた世界というのも分かった。

こんなもんなのかなと、漠然と感じてたことも、
彼の発言で、的を得た。

しかし、その筆は撓むことなく、
ますます過激に傲慢になっている。

もう少しうまくやった方がいいだろうに、とも思うし、
こうでなきゃ彼じゃない、とも思う。

第1部は、クラシックについて、多くが語られるが、
グルメ、ブラックバス、宗教など個人的なことも
かなり突っ込んで語られてゆく。

こんな事まで書いちゃうんだ、ブログ並みだな。
いな、ブログやネットが通常の現代では、
ここまで書かないと、本にする価値が出ないのかもしれないし、
読者もピンと来ないのかもしれない。

第2部のHMV連載記事は、なかなかCD触手が伸びる快文。
多くのCDに興味を持たせる文章は流石で、彼が言うほど
自分とピッタリでもない事は、もう分かっているのに、
探してみたい気を起こさせる。

テンシュテットは、あまり合わない指揮者だが、
それだけに多くは持ってないので、今後、買い込んでみよう
と思っている。

著者が、ギーレンやヒコックス、マッケラスをほとんど
顧慮していないことで、彼と美意識がピッタンコでない事が、
自分には、分かっている。



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