バイトの労働条件

野島博之 「謎とき日本近代史」 の読書感想。

野島博之  「謎とき日本近代史」  講談社現代新書

野島博之  「謎とき日本近代史」  講談社現代新書


元駿台予備校講師、現在は東進ハイスクール講師。
所謂、予備校講師なんですが、私も予備校行ってたんで判りますが、
そんじょそこらの大学の先生よりよっぽど詳しい人が多い。

詳しいというより、学問が根っから好きで、
アヴァンギャルドな人が多かった。

それだけに考え方が、核心を突いていて、
予備校講師には、シンパが多かった。

日本史とか国語の先生ほど面白い人が多かったなぁ、
みなさん、今、どうしてんだろ。

本書はそんな予備校講師(と言っても東大文学部卒)
が、書いた日本近現代史。

こういった新書の日本史と言うと、戦国期か江戸期ばかりで、
せいぜい、明治維新期どまりがいいところ。

ピンポイントに太平洋戦争だとか
日露戦争をテーマにしたモノも多いが、
近現代を俯瞰した謎とき風は、珍しい。
大いに期待して読んだ。

通説や巷説を廃して、胡散臭いまでの謎ときが
書かれてるのかと思ったが、内容はかなりカッチリしたもの。

しかし採り上げた御題が珍しく、
大学入試とリンクするんであろうが、
テーマとしては、面白いものが多かった。


1.日本は、なぜ植民地にならなかったのか
2.武士は、なぜみずからの特権を放棄したか
3.明治憲法下の内閣は、なぜ短命だったか
4.戦前の政党は、なぜ急成長し、転落したか
5.日本は、なぜワシントン体制をうけいれたか
6.井上財政は、なぜ「失敗」したか
7.関東軍は、なぜ暴走したか
8.天皇は、なぜ戦犯にならなかったか
9.高度経済成長は、なぜ持続したか


どうです?面白いテーマだと思うでしょう?

半分くらいは読んでみて、
「そりゃそうだ、こうやってキッチリ人には
説明できなかったけど、自分の中では漠然と判ってたよ」
という内容もあるんですが、論理的に説明されるのも
いいもんです。

それより、井上財政とか短命内閣の仕組なんかは、
知らなかったですね。

こういった考え方で歴史を考えると、
ますます面白くなるね、ほんと。



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