バイトの労働条件

乱読!!ドクショ突撃隊♪ブログ。

ARTICLE PAGE

東直己 「立ちすくむとき」 の読書感想。

東直己
  • comment0
  • trackback0
東直己 「立ちすくむとき」 ハルキ文庫

東直己 「立ちすくむとき」 ハルキ文庫


二百ページに24の短編が詰まった、連作短編集。
一編十ページも満たないわけで、どれもこれも物足りない。

数ページの中でも、キラリと光る掌編を書ける作家もいるが、
東は短編より長編で生きる作家だ。

上記が感想の全てですが、東の大ファンなので、
もう少し蛇足を連ねます。

例えば、未読の作家で、少し関心があるとき。
いきなり全十巻の大シリーズものなんて、
いくら話題でも手を出しづらい。

そこで思いつくのが、薄い短編集。
著者の文体やタッチが味わえるし、失敗しても被害は少ない。
本書「立ちすくむとき」は、まさにそんな「東入門」として
格好の餌食になっていそう。

そして、本書で「東を始めて試し読みしてみた人」たちは、
ほとんどが彼のシリーズものに進むことなく去ってゆくでしょう。

ハルキ文庫からは、東の「榊原健三」シリーズという
血湧き肉踊る大推奨本があるのですが、
それを読む人が減ってしまっているでしょう。

既に、東ファンを自認している人は、
彼もこんな作品を書くんだなと読んでみるのも一興です。


ライン

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
ぽち投票応援よろ~(*・∀・)ノ

関連記事
スポンサーサイト

Comments 0

Leave a reply