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東直己 「熾火」 の読書感想。

東直己
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東直己 「熾火」 ハルキ文庫

東直己 「熾火」 ハルキ文庫


畝原探偵シリーズ第4作。

前3作を読んでいなくとも、本作だけでも愉しめる構成となっているが、
シリーズ最高のクライマックスが、終盤用意されているので、
やっぱり、前3作を読んでから本作に挑んで貰いたい。

また、それだけの意義はある、心にズシンとくる作品。

毎度のように、しがない探偵稼業をこなしている中、
思わぬ事件に巻き込まれてしまう。

そこへお互い憎からず思っている女性が、
事件の核心を握っている人物に近づくことで、
更なる事件が悲劇へと変わる。

連続する事件は、とんでもない大きな陰部の入口であり、
その陰部を暴こうと画策するグループと連携して、
探偵は足取りを追う。

439ページという大作なのだが、サクサク読める、どんどん読みたい。

実に四百ページ近くまで、先の見えない地道な調査の連続。
こんなテンポでどうやって解決に至るんだ?
と残るページが減るごとに、読む側が焦ってくる。

しかし仲間が自身を餌に行動を起こしたことによって、
一気に敵は近づいてくる。

残りの三十余ページは、それまでの四百ページがあったればこそ、
効果も最上で、目で追いかけるのとページを繰る速さが合わず、
読了後もういちど、ラスト三十ページを読み直してしまった。

それほど先が先が先が、読まずにいられない急展開だった。

最後の最後でどうにかこうにかとはなるが、まったくの悲惨結果になった。
最重要人物たちが、ここまでボロボロになってしまっては、
本シリーズの今後は、どうなってしまうのか?

これはこれで、早く次回作を読ませたい気持ちに成功させている。
賛否両論のある作品だが、私は集中して読破してしまった。


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