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安達正勝 「フランス反骨変人列伝」 の読書感想。

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安達正勝 「フランス反骨変人列伝」 集英社新書

安達正勝 「フランス反骨変人列伝」 集英社新書


これは面白い。
安達正勝、この作家自体が良い。
そう思った私は、早速、彼の著作収集に動き始めている。

「死刑執行人サンソン」「ナポレオンを創った女たち」
「フランス革命と四人の女」はすぐに見つかり購入済み。

他には「物語フランス革命」「ジョゼフィーヌ」「マラーを殺した女」
「暗殺の天使」「フランス革命」などがある模様。

彼の著作から判るように、フランス革命を中心に研究している。
しかも注目は「在野」の学者、著述業の模様。
これは高島俊男を髣髴とさせるではないか。

東(東洋研究)の高橋、西(西洋研究)の安達と、両雄が揃ったような観がある。

さて、どう面白いのか。
「反骨」「変人」を採り上げていることから判るように、
着眼点が実にいい。極め付きの、しかし日本でほとんど
採り上げてられない人物4人が描かれている。

「モンテスパン侯爵」・・・妻を太陽王に寝取られ、対決した男
「ネー元帥」・・・ナポレオンと革命を共に成就しつつ、時勢に流され反心
「ラスネール」・・・多重犯罪者が最後に辿り着いたのは大人気詩人
「六代目サンソン」・・・ギロチン処刑人を家業とした御曹司の顛末

大体のフランス史は知っているけど、もっと掘り下げた人物伝を
読んでみたいという方にピッタリ。

豊臣秀吉や明智光秀なんて何冊も読み飽きた、でも朝倉義景が
なぜ腑抜けだったのかとか、四国は長宗我部によって統一されたが、
讃岐や伊予の戦国大名は何をしていてやられてしまったのか、とか、
そういったウラの話が、もっと読みたいんだよね。

こういった域になると、実際買って読む人がガクンと減るんだろうけど、
歴史ブームと言われる昨今、真田幸村とか伊達政宗あたりで
キャーキャー言ってちゃ、恥ずいよね。

私はこの著者の着眼点に、これは!という喜びを見つけた。




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