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紀田順一郎 「古書街を歩く」 の読書感想。

紀田順一郎 「古書街を歩く」 新潮選書、福武文庫 紀田順一郎 「古書街を歩く」 新潮選書、福武文庫

紀田順一郎 「古書街を歩く」 新潮選書、福武文庫


新潮選書が旧版、福武文庫が新版。
両版の違いは最終章第18章が差し替えられていることで、
旧版は「大いなる志を小さな本に-手づくり本のきびしさ・ミニ出版成立の背景」で、
新版は「古書街の来し方、ゆく末-みずから演出した古書ブーム/再開発の大波にさらされて」。

旧版の初版は1979年(昭和54年)と古く、
新版初版も1992年(平成4年)だから、今から三十年以上前の本だ。

それだけに事情が大きく変わった古書街でもあるが、
戦前戦中戦後の古書街を懐かしむスタンスで読めば、
今でも十二分に楽しめる一冊。

この道一筋で来た著者ならではのまなざしが嬉しいし、
どちらかというと「本」そのものへの愛が強い。

ちなみに私は、「本」という物質より、「作品」という中味さへ
味わえればいい方なので、蒐集癖とか初版本への探求心も無い。
我が家に山と積まれている本のほとんどは未読本で、
読み終わった本のほとんどは処分している。

即売展、文庫・新書について、幻の珍本騒動、外骨について、
初版本、百科事典普及史、翻訳文学、雑誌バックナンバー、
円本合戦、ゾッキ本、全集叢書のキキメ本、古書目録、
一冊百円、戦後漫画とその高騰、復刻出版、貸本屋。

どうです?
上記項目で興味を持った人は、きっと本書のすべてが面白いでしょう。

古本漁りに長い人も、読書に日が浅いも、
ここまで本の裏側を書いている本も少ないでしょう。
新潮文庫あたりで永久販売すべき名作だと思います。




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