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平岩弓枝 「御宿かわせみ14」 の読書感想。

平岩弓枝
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平岩弓枝 「御宿かわせみ14」 文春文庫

平岩弓枝 「御宿かわせみ14」 文春文庫


「御宿かわせみ」全巻を読むまで分からないが、
この第14巻は最上級と云える巻かもしれない。

正直巻数一桁の頃は、一体いつになったら面白くなるんだ?
と思い読んでいた。

のほほんとした前振り、白々しい脈絡のないエピソード、そして事件、
決まって事件の糸口は「御宿かわせみ」周辺で起こった小事件と繋がってゆく。
もうワンパターンの極みで、これで三十数巻まで貫くのか、と薄ら寒く感じていた。

ところが十番台になってから、登場人物の動きが自然で、
前振りと事件の流れに違和感もない。脈絡が無ければないでゴリ押しもせず、
なぜ疑問に思うのかも不自然さが無い。

何より小さなエピソードが終盤まで繋がらず、それでいて
クライマックスで一気にパズルが埋められてゆく爽快感が味わえる。

巻数のついた続き物は残酷なもので、第13巻まで読んだ人が初めて、
本書第14巻の醍醐味が味わえる。

この調子なら、早いとこ第15巻も読んでみたい。



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