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湯浅赳男 「世界地図で読む五大帝国の興亡」 の読書感想。

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湯浅赳男 「世界地図で読む五大帝国の興亡」 日文新書

湯浅赳男 「世界地図で読む五大帝国の興亡」 日文新書


日文新書とは、日本文芸社の新書シリーズ。
日本文芸といえば「酒のほそみち」(2013年3月現在第32巻続刊中)で
お馴染みなので、こんな堅い歴史書も出していたんですね。
先に言っときますが、本書は必読です。

私は日本史が大好きで、センター試験では満点を取ったのが
自慢(古典や漢文も満点だった)なんですが、逆に世界史、
特に人名や地名が、馴染みにくいカタカナというのが馴染めなかった。

好きなものならどんどん頭に入るのに、好きになれないと
暗記さへ出来ない。自分の脳の使い難さに、辟易してしまう。

そんな学生時代でしたが、結局日本史は世界史の一部であって、
歴史は世界が、リンクし合って形成されている。

世界史が判るほど、歴史の世界は広がり、
結局、それは大好きな日本史に戻ってゆく。

本書で最も素晴らしいのは、「五大帝国」とワールドリンクで
俯瞰していること。それは決して英米露独仏といった欧州五大帝国ではない。

ローマ帝国、中華帝国、ビザンツ帝国、イスラーム帝国、ヨーロッパ帝国。
ビザンツ帝国とイスラーム帝国からの世界史俯瞰が特に面白く、新鮮だった。

ローマ帝国が東西に分裂し、東ローマ帝国からビザンツ帝国に変貌し、
イスラーム帝国やオスマン・トルコに制圧される中でロシアに
その伝統が継承されてゆく考えも面白かった。

モンゴルに征服されて、タタールのくびきと称したロシアがあるように、
日本もモンゴルに攻め込まれ数百年征服されていれば、今とは全く違った
日本・日本人が出来上がっていただろう。

いな、未だに独立さへ叶えられないどこかの大国の一部「日本地方」に
過ぎない状態かもしれなかった。

文書は堅く、思想に強い拘りがあるが、世界史の観方が面白くなった。

東南アジアから、東欧にかけてのユーラシア全域の歴史を
どんどん読んで行きたい。




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