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小宮正安 「オペラ 楽園紀行」 の読書感想。

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小宮正安 「オペラ 楽園紀行」 集英社新書

小宮正安 「オペラ 楽園紀行」 集英社新書


著者の「ヨハン・シュトラウス」は傑作です。
こりゃいいや、と本書も買ったんですが、あれれ?

クラシック繋がりで、似たような喜びが再体験できるか
と思ったのですが、ちっとも詰まらなかった。

前述「ヨハン・シュトラウス」が2000年初版に対し、
本書は2001年初版。執筆時期に大差は無いのに、
この違いは如何?

ヨーロッパ人は「楽園」への憧憬思想があるそうで、
その再現からオペラは始まったと申します。

神々の会話に楽しい音楽や節回しをつけたものがオペラに進化したそうな。
市民革命で王侯貴族の娯楽「オペラ」は市民の娯楽となり・・・云々。

1969年生まれが2001年に書いたわけですから、
随分と若書きですが、美辞麗句の使いっぷりたるや見事。

著者は東大卒の東大院を出て、現在は横国大准教授。
大学先生の「執筆」の多くは嫌いですが、著者の「ヨハン・・・」は
気に入ったのに、本書の歯の浮くような形容詞の数々は・・・どうした?

チョイスしたオペラは以下の通り。
「カルメン」
「魔弾の射手」
「椿姫」
「アフリカの女」
「タンホイザー」
「アラベッラ」
「ヴォツェック」

リヒャルトやベルクまで採り上げている事は評価します。

ただ、いかにも大学講義で使ってそうな題材や解説の流れ。
大学に入って、オペラを通して近代の欧州社会を学ぶ講義があるとすれば、
こんな話が待っていそうです。

なかなか楽しめもするし、もっと自由で大胆な展開も期待したくなる。



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