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モンゴメリ 「アンの青春」 の読書感想。

赤毛のアン
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モンゴメリ 「アンの青春」 新潮文庫

モンゴメリ 「アンの青春」 新潮文庫


「赤毛のアン」は 、世界中で愛されているし、
その後を描いたアン・ブックスがあることも 、広く知られている。

しかし「赤毛のアン」の続編「アンの青春」が 、
その名声ほど、いな、ほとんど人気がないのは何故か。
それは読んだ人なら判るでしょう。

小学生から中学生にかけての少女が、大人が忘れてしまった心、
思いもかけない発想や夢想。

そんな活躍が描かれるのも、ヒロインが少女だから夢がありました。
ところがそんな彼女も、もう大人(とは言っても、日本で言えば女子高生)。
「輝く湖」だとか、「お花畑の恋人達」だとか、大人が言うと痛いだけ。
それは著者モンゴメリも良く判っていました。

そこで大人になったアンを地元小学校の先生とし、
生徒やマリラが新たに引き取った双子の孤児に夢物語を託します。

ところが、二番煎じなんですね。
何もない田舎に、突如、風変わりなアンがやってきて巻き起こした旋風。
それを第二第三の子供たちがやっても、「また、それか」と思ってしまう。

アンの二番煎じなんて無視して、アンが大人へと苦闘してゆく姿に
重点を置けば良かったのに、学校の先生として生徒から愛され、
大学への進学も決まります。

しかも、ギルバートという未来の旦那様を髣髴させる至れり尽くせり付きで。

そう、何一つ不幸は無い。
何もかも順風満帆。

第3作に落とし穴が待っているのかもしれませんが、
ちょっと、詰まらなさ過ぎた。



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