バイトの労働条件
L
o
a
d
i
n
g
.
.
.

貫井徳郎 「神のふたつの貌」 の読書感想。

貫井徳郎 「神のふたつの貌」 文春文庫

貫井徳郎 「神のふたつの貌」 文春文庫


本書は、かなり堪能できました。

本編427ページとボリュームがあり、
第一部全能者、第二部絶対者、第三者超越者
といった三部構成。

第一部は、なかなか小説の世界に没入しにくい小難しさがあったが、
第二部へと進み、展開しだすと、先へ先へとページに操られてゆきます。

田舎のキリスト教会。
教会には、神父夫妻と子供が暮らしています。そこへヤクザに
追われた青年が逃げ込み、匿われることで物語が動き出します。

逃げてきた青年は狡猾で、田舎もん達の信用を得るだけでなく、
神父の妻の心まで、つかんでゆく。

そんな成り行きを、神父の子供の眼を通して
第一部は語られます。

第二部は、一転して大学生活。
ここから先はトリックが仕掛けられていて、
内容の紹介が難しい。

私にとって大きな要点は、心の痛みが判らない人間の
犯罪を描いたサイコ小説。

こういうのって、怖いですよね。
小説として読むぶんにはゾクゾクします、読み耽ってしまう。

痛みが判らないからこそ、痛みを求める。
しかし、他人への痛みを屁とも思わない残忍さ。

暴力シーンが酷すぎて、小説とは云え、
アタマに来て、カッカしてしまった。



 にほんブログ村 本ブログへぽち応援よろ♪
関連記事
スポンサーサイト
Theme: 読書感想文
Genre: 小説・文学

You Might Also Like

Comment

Leave a Reply





管理者にだけ表示を許可する

Trackback