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桐野作人 「乾坤関ヶ原」一二 の読書感想。

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桐野作人 「乾坤関ヶ原」一二 徳間書店(TOKUMA NOVELS)  桐野作人 「乾坤関ヶ原」一二 徳間書店(TOKUMA NOVELS)

桐野作人 「乾坤関ヶ原」一二 徳間書店(TOKUMA NOVELS)


文句なしに面白かった。

著者は長大な「反太閤記」や「破三国志」など、
数多くの歴史シュミレーションから、最近は、
戦国期の検証ものを新書にて出版し続けている。

歴史への考察や知識が深く、「もし」という
夢物語ではあるが、それまでの各武将の言動や性格を
推敲してシミュレートしているので、納得する事が多かった。

本書は、
「乾坤関ヶ原」と「乾坤関ヶ原(二)合従連衡篇」の
二冊からなるが、ラストが三勢力睨み合いで終わる。

そこで数年後、
「覇戦関ヶ原」上下二巻を学研(歴史群像新書)から
出し直し、ラストにもケリを付けている模様。

加筆修正はされているだろうが、途中までの粗筋は
似たようなものだろう。「覇戦関ヶ原」も読みたいと思い、
既に入手している。

関ヶ原の戦いで家康が勝った勝因は、豊臣系大名が三成憎しで
東軍に加担したため。

そこで、関ヶ原の合戦最中、秀頼の名を以って、
毛利が停戦命令を出したらどうなったか、
というのが前半のテーマ。

振り上げたこぶしを叩きつけるわけに行かず、
秀頼様の命令ならば、三成征伐は私闘となってしまう。

関が原の戦いは、局地戦のまま収束し、
毛利が天下の執政として、君臨してしまう。

ここで、東北は上杉、北陸は前田、関東は家康、
九州は如水や島津が、群雄割拠。

毛利執政と反目した三成、前田を味方に引き入れに成功する。
しかし、三成憎しの福島正則が清洲(尾張)から
佐和山(近江)に向け、進発する。

本書は、福島と三成が睨み合うところで終わってしまい、
第3巻も出なかった模様。

そこで、改訂完結版「覇戦関ヶ原」上下二巻が、
その後出たようだ。

尻切れトンボながら、本書は十分に面白く、
著者そのものを、評価してしまった。




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