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川成洋 編 「世界の古書店」 の読書感想。

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川成洋 編 「世界の古書店」 丸善ライブラリー(新書)

川成洋 編 「世界の古書店」 丸善ライブラリー(新書)


丸善は大好きな新書シリーズなんですが、
今は、新刊が出ていないようです。

著者川成洋は、2013年法政大学を定年退職した元教授だが、
大学のセンセイらしくない面白い文章を書く。

石原孝哉との共著「ロンドン歴史物語」が面白かったので、
著者の「世界の古書店」(全3巻)、
「だから教授は辞められない 大学教授解体新書」
「本が語る現代」などを買い込んだ。

川成先生の「編」とあるように、本好きの学者たちが
世界の古書店を紹介してくれた編集モノ。

35編あるが、著者は32人。
川成洋、水之江有一、佐伯泰英が2編書いている。
佐伯泰英!?と思ったが、なんとあの飛ぶ鳥を落とす
大人気時代小説家の佐伯泰英だ。

彼は若き頃、スペインの闘牛を追っかけて、
家族ともどもスペインを放浪していた。

スペイン語系を舞台にしたミステリを執筆するが
鳴かず飛ばずだった。が、後年時代劇に転向して大成功した。
人生は判らない。

「オペラと歌舞伎」(丸善ライブラリー)が面白かった永井由幸は
イタリアを書いてるし、面白い文章だと思った柴田翔(ベルリン)が
寄稿しているし、池内紀(ウィーン)は期待ハズレだったり、
と有名人も含まれている。

こういった「世界の古書店」というしばりで各人各様に書かせると、
それぞれの個性や着眼が際立ってくる。

本そのものが大好きで、その街で買い求めた思い出本を
つらつら書く人もいれば、古本屋全体について熱く書く人もいる。

読書そのものが好きな人は筆が奮ってるが、
大好きな研究のために書物を求めていた人は文章がお堅い。

旧ソ連時代の古書店の購入方法なんかは貴重な話で、
実に面白く読んだ。


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