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山田風太郎 「婆娑羅」 の読書感想。

山田風太郎
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山田風太郎 「婆娑羅」 講談社文庫

山田風太郎 「婆娑羅」 講談社文庫


南北朝から室町幕府初期三代までを生きた、
婆娑羅大名・佐々木道誉を描いた、
風太郎にしてはしごく真面目な歴史小説。

戦国・江戸・明治から戦後までの歴史小説を
読んできた私ですが、室町以前はあまり読んでいない。

平将門でも感じたことだが、朝廷の権威があまりに高く、
朝敵になることは、地獄に落ちるかのように畏れている。

それだけに、無茶苦茶な突拍子もない事が起きづらく、
面白くないと感じていた。

だからこそ、山田風太郎は婆娑羅大名に目をつけたのだろう。

ちなみに佐々木道誉の本名は、佐々木高氏。

足利尊氏が後醍醐帝より尊の字を貰って改名するまで
高氏だったのは有名な話だが、その高氏と同じ名前だった
のは面白い。

足利幕府の執事を担ったが、南朝に寝返ったり、
南北朝の調停に尽力したり、その動きは変幻自在だった。

それでいて、最期は78歳の大往生だったのだから、
婆娑羅と感心される由縁だろう。




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