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清水潔 「桶川ストーカー殺人事件」 の読書感想。

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清水潔 「桶川ストーカー殺人事件」 新潮文庫

清水潔 「桶川ストーカー殺人事件」 新潮文庫


現実は、小説より奇なり。
まさにこの言葉を地で行くようなルポルタージュ。
アマゾン評価が圧倒的だったので、前々から読んでみたかった。

カメラマン上がりの、写真週刊誌「FOCUS」の記者、清水潔。
彼の慌しい記者人生の、一事件から本書は始まる。

ペットのハムスターに餌をやったり、せっかくの休日が
事件取材でフイになったり、そんな彼の日常の一コマから
物語のように始まる。そう!物語、雑誌記者が主人公の
ミステリー小説のように前半は始まる。

今から15年前、1999年、桶川駅前で女子大生が刺殺された。
彼女は元カレのストーカー被害にあっており、警察に相談し、
告訴までしていた、していた筈なのに殺された。

雑誌記者は周辺の聞き込みを行い、いつもどおり取材を進めていくが、
彼女の友人達からストーカー被害の実態を聞き、事件の深刻さを知る。

本件によってストーカー規正法が制定され、警察より雑誌記者の方が
先に犯人を見つけた驚きの内容。本件は規正法制定はもとより、
警察の諸問題も浮き彫りにし、大きな社会問題にまで発展してゆく。

本編だけでも、「うっわー」と大衝撃を受けたのですが、
最後の最後「文庫版あとがき」で、更にショックを受けた。

大衝撃を受け、すっかり著者清水氏に共感して本編を
読み終えた読者としては、著者のその後も気になる。

本書は2000年に単行本、2004年に文庫本化されたわけだが、
この4年の間に著者の身に激的な変化が起きてしまった。
本当に嘆かわしく、こんなことがあってもいいのかと義憤で一杯だ。


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