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東直己  『沈黙の橋』 の読書感想。

東直己
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東直己  『沈黙の橋』

東直己  『沈黙の橋』  ハルキ文庫

東直己(あずまなおみ)を読んだこと無い人って、可哀想だね。
そんなことが堂々と言えるほど、この人の作品にハズレ無し。
本書も楽しみに読み始めた以上に、あっという間に読み切った一冊。
  
朝鮮半島は北と南に分断されて久しいが、日本だって
あの終戦間際のどさくさでそんな事があったっておかしくなかった。
もし日本が、日本が日本民主主義共和国(北日本)と日本共和国(南日本)に分断されていたら。
そんな状況の中での、スパイ(工作員)と北日本政府要人の復讐を絡めたサスペンス。
  
北日本と云っても、札幌市の一部を取り損ねた北海道のみが北日本で、
札幌はかつてのベルリンのように東西に分断されている。
西札幌と東札幌で工作員たちはさまざまな駆け引きや工作をするんですが、
まるでありえそうなリアルさで描かれています。
どこかの国をモデルに描いているのは想像に難くないんだけど、
その舞台や登場人物が日本と云うのがなんとも云えず生々しい。
  
今年は本書も含めて東氏の本を三冊読んだのですが、
来年はいよいよススキノ探偵シリーズに踏み込みたいと思うとります。


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