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トムスン  『ヴァーチャル・ガール』 の読書感想。

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トムスン  『ヴァーチャル・ガール』

トムスン  『ヴァーチャル・ガール』  ハヤカワ文庫

小中学生のころ、星新一と眉村卓を狂ったように読んでた時期があった。
  
どちらも共通している形態が、ショート・ショートでありSFであること。
  
ショート・ショートは読みやすく、それはSFである。
だからSFとは面白くて読みやすいモノが好き、
という流れが出来てしまった。
本格的な文体で迫る、正統派SFである、海外SFは「ムズカシソウ」な気がしてた。
敬遠してきた。
  
ところがそんな児童体験に二十年近くも束縛され、
私はアシモフやクラークにさへ手をつけず、いいおっさんになっている自分に気づいた。
何故だか、急に読書人生を損している気がして焦ってきた。
知らないことが、勿体無い気分で一杯になってきているのだ。
  
とあるメルマガで面白いと紹介されていたのが、本書「ヴァーチャル・ガール」。
なんとはなく、ダッチ・ワイフのロボットものを想像してしまうのが、
悲しいレベルの低さなのだが、これが結構奥が深く書き込まれている。
女流作家が書いているのも、良いのかも知れない。
  
天才ロボットおたくが、大会社を総帥する父親から忌避し、
片田舎の修理工場の片隅でこの「ヴァーチャル・ガール」を完成させる。
そんな完璧な人工頭脳を持ったロボットが、ロボットおたくと生活を始めるのだが...。
  
実際にロボットを産み出したら起こり得るであろう事象が可能な限り描き込まれているし、
父親からの逃避行はサスペンスとミステリとしても上手く出来ている。
 
短い感想が身上なので、この辺で筆を置きたいが、私ははっきりと読書方針を固めた。
「海外SFは宝の山だ!ちゃくちゃくと読み始めるぞ!」


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